リビングで、床にひざをついて目線を近づけた大人の男性が、身ぶりを交えて話す男の子の話を聞いている様子

子育てスタイルの4つのタイプ|それぞれの特徴と、民主型に近づくコツ

  • 対象:0〜12歳ごろ
  • 参考文献:3件
  • 読み終わるまで:約11分

「自分の子育て、厳しすぎるのかな」「優しくしているつもりだけど、甘やかしになっていないかな」。子育てのサポートをしていると、こうしたご質問を本当によくいただきます。

発達心理学には、親の関わり方を4つの「子育てスタイル」に分ける考え方があります。どのスタイルが子どものよりよい育ちにつながりやすいのかも、たくさんの研究で調べられてきました。

今回は、その4つのスタイルの特徴と、同じ場面でのスタイルごとの声かけの違い、そして理想のスタイルに近づいていくために僕がいちばん大切だと思っていることをまとめてみました。ぜひ、ご家庭の子育てを振り返るきっかけにしてみてください。

この記事でわかること

  • 子育てスタイルを分ける「応答性」と「統制」という2つの軸
  • 民主型・独裁型・迎合型・放任型の特徴と、子どもに見られやすい傾向
  • 門限を破ったときの声かけで見る、4つのスタイルの違い
  • 子育てスタイルと大人になってからの姿を調べた日本の調査
  • 理想の子育てスタイルに近づくための、いちばん大事な心がまえ
もくじ
  1. 子育てスタイルを分ける2つの軸
  2. 4つの子育てスタイルとそれぞれの特徴
  3. 民主型で大切な「枠組みの中の自由」
  4. 門限を破ったときの声かけで比べてみる
  5. 子育てスタイルと大人になってからの姿
  6. わが家の子育てスタイルを振り返るヒント
  7. 理想に近づくコツは「完璧を求めない」
  8. まとめ
  9. よくある質問

子育てスタイルを分ける2つの軸

子育てを4つのスタイルに分ける考え方は、アメリカの発達心理学者バウムリンド博士の研究から始まりました。博士は1960年代に、親の関わり方を3つのタイプに分けて、子どもの育ちとの関係を調べています。

その後、スタンフォード大学のマコービー博士と、共同研究者のマーティン博士が、親の関わり方を2つの軸で整理し直して、4つ目のタイプを加えました。この4つの分類は、今でも教育や発達心理学の世界で、子育てを考えるときの基本的な枠組みとして使われています。

その2つの軸がこちらです。

子育てスタイルを分ける2つの軸

  • 応答性(反応度)子どもの意見を聞き、気持ちを受け入れながら、個性や力を育てようとする態度のことです。かんたんに言うと、親が子どもをどのくらい支えて、あたたかく接して、受け入れているか、ということですね
  • 統制(支配度)子どもにとってよいと思う行動を、親が決めたり求めたりする態度のことです。かんたんに言うと、親が子どもの行動をどのくらいコントロールしようとするか、ということです

この2つの軸の高い・低いの組み合わせで、次の4つのスタイルに分かれます。

  • 民主型応答性が高く、統制も高い
  • 独裁型応答性が低く、統制が高い
  • 迎合型応答性が高く、統制が低い
  • 放任型応答性も統制も低い

「統制」という言葉だけを聞くと、なんだか悪いもののように感じるかもしれません。でも、民主型にも統制はしっかりあります。大切なのは、あたたかさと、ルールや求めることの両方がそろっているかどうか、という点です。

4つの子育てスタイルとそれぞれの特徴

ここからは、4つのスタイルをひとつずつ見ていきます。それぞれの子どもに見られやすい傾向も紹介しますが、これはあくまで研究や現場で言われてきた「傾向」です。子どもの気質や環境によって育ち方は本当にさまざまなので、ひとつの目安として読んでみてください。

民主型(毅然・信頼型):毅然とした態度の親

民主型は、別名で「毅然・信頼型」と呼ばれることもあります。厳しさとあたたかさの両方を持った親のイメージです。

民主型の親の特徴

  • 子育ての方針に一貫性がある
  • 厳しさもありながら、心の底から子どものことを気にかけている
  • 子どもに必要なことは求めるけれど、子どもの意見や決めたことも尊重する
  • 守るべきルールは、その理由までちゃんと説明する
  • 子どもが安心感を持てるような関わり方をする
  • 子どもの自立をうながす対応が多い

このスタイルで育った子どもには、幸せを感じやすい、気持ちのコントロールが上手で人との関わりも豊かに育ちやすい、前向きな自信を持ちやすい、といった傾向があると言われています。4つのうち、子どもが最も前向きに育ちやすいスタイルとして紹介されることが多いのが、この民主型です。

TERU

僕の動画や記事を見てくださっている方なら、この民主型が、僕がいつもおすすめしている子育てのスタイルだと気づいていただけるかもしれません。

「叱る育児」と「叱らない育児」のように、どちらかに振り切った考え方がいちばん危ないと僕はずっとお話ししてきました。厳しさと、子どもの意見を大切にする気持ちの両方を持つ民主型は、まさにその「偏らない子育て」の形だと思っています。

独裁型:子どもを思いどおりにコントロールしようとする親

独裁型は、ひとことで言うと「とにかく子どもを思いどおりにコントロールしようとする親」です。

独裁型の親の特徴

  • 子どもの意見や決めたことを尊重しない
  • 親がよいと思ったことを、子どもに教え込もうとする
  • 子どもが意見を言う前に、まず親が話し始める
  • 頭ごなしに厳しく接し、求める理由を伝えない
  • 従わないと罰を与えようとする

このスタイルで育った子どもは、一見「いい子」に見えることがあります。ただ、自分を大切に思う気持ちが育ちにくく、不安を感じやすかったり、自信が持てなかったり、人と積極的に関わろうとしなかったり、親を怖がっていたりする傾向があると言われています。

迎合型(寛容型):優しいけれど何でも受け入れてしまう親

迎合型は、ひとことで言うと「優しいけれど、何でも受け入れてしまう親」です。別名で「寛容型」と呼ばれることもあります。

迎合型の親の特徴

  • 子どもの意見や決めたことを、何でも受け入れる
  • 優しくするばかりで、甘やかしてしまう傾向がある
  • 何でも子ども中心で、やりたいことを実現させてあげようとする
  • 親として自信がなく、子育ての責任をどう果たせばいいのか悩んでいることもある
  • 子どもにやらせるべきことをやらせず、社会のルールも伝えられないことが多い

このスタイルで育った子どもは、自己肯定感は高く育つことが多い一方で、親への依存が長引きやすかったり、思いやりや謙虚さが育ちにくかったりする傾向があると言われています。我慢する経験が少ない分、困難にぶつかったときにすぐあきらめてしまうこともあります。

とはいえ、「甘やかす」と「甘えさせる」の線引きは、言葉で言うほどかんたんではないですよね。どこまでが甘やかしなのか、迷うのは当たり前のことだと思います。子どもに任せすぎ・手を出しすぎのバランスについては、過干渉な親の特徴と、子どもに任せる関わり方の記事も参考にしてみてください。

放任型:子どもに関心が薄い親

放任型は、ひとことで言うと「最低限の衣食住は用意するけれど、子どもへの関心が薄い親」です。「無関心型」や「ネグレクト型」と呼ばれることもあります。

厳しくもしないし、優しくもしない。無視まではしなくても、子どもの気持ちや行動にあまり興味を向けない、というスタイルです。このスタイルで育った子どもは、問題行動が多くなったり、学校の成績が低くなったりする傾向があると言われています。

こうして記事を読んで、子どもとの関わり方を調べていらっしゃる方が、このスタイルに当てはまることはほとんどないと思います。分類のひとつとして、こういうスタイルもある、と知っておいていただければ十分です。

ただ、疲れや余裕のなさから、子どもに気持ちを向けられない時期は誰にでもあります。つらさが続くときは、ひとりで抱え込まずに、地域の保健センターや子育ての相談窓口などを頼ってみてください。

民主型で大切な「枠組みの中の自由」

よく「子どもの意思を尊重することが大事」という言葉を見聞きします。僕もそれは本当に大事だと思っています。

ただ、その言葉がひとり歩きして、何でもかんでも子どもの自由にさせる子育ても増えてきたように感じています。周りに迷惑をかけたり、よくない行動をしたりしても、「それもこの子の経験だから」「主体性や個性だから」と、思う存分やらせてしまう。これは、先ほどの迎合型に近い考え方です。

僕は、主体性や意思の尊重には、ある程度の枠組みが必要だと考えています。

枠組みの中に自由をつくるイメージ

  • ここまでは親が教える部分周りの人に迷惑をかけないこと、危ないことはしないことなどは、まず親が教えながら、一緒に学んでいく
  • ここからは子どもに任せる部分周りに迷惑をかけるわけではなく、その子の「好き」がよく表れる部分は、なるべく子どもの意思を尊重して自由にやらせてあげる

こうして、枠組みがある中で、子どもの自由な部分をつくってあげる。これが、僕の考える意思の尊重の仕方です。民主型は、この枠組みと自由のバランスを大切にしながら、子どもの成長を見守るスタイルとも言えます。

和室で積み木を高く積んで遊ぶ男の子と、少し離れた場所に座って見守る大人の男性
子どもの「好き」が表れる遊びは、なるべく子どもに任せて見守ってみる。これも枠組みの中の自由のひとつです

叱る場面でのバランスの取り方については、子どもの叱り方と、叱りすぎた後のフォローでもくわしくお話ししています。

門限を破ったときの声かけで比べてみる

4つのスタイルの違いは、同じ場面での声かけを比べてみると、ぐっとイメージしやすくなります。ここでは「友だちと遊んでいて、門限を破って帰ってきたとき」を例に見てみます。

小学生くらいの子をイメージした例ですが、幼児さんなら「公園から帰る約束の時間を過ぎても帰ろうとしないとき」などに置きかえて読んでみてください。

民主型の声かけ:気持ちを受け止めて、理由と次の行動を伝える

大人友だちの誘いを断れない気持ちはわかるよ。〇〇くらいの年だと、友だち関係ってすごく難しいよね。でも、門限の7時は家族で話し合って決めたことだよね?約束を破る前に、連絡して相談する必要があったと思わない?

そもそも門限を決めるときも押し付けずに、子どもと話し合って決めているのが前提です。そのうえで、子どもの事情や気持ちは受け止めながら、だめなことはちゃんとだめと伝えて、その理由と、本当はどうすればよかったのかも伝えています。

お子さんによって伝わりやすい言い方は違うと思いますが、大きな方向性はこのような形です。

ダイニングテーブルで、大人の女性と女の子が顔を見合わせて話している様子
約束やルールは、押し付けるより子どもと話し合って決めておくと、理由も一緒に伝わりやすくなります

独裁型の声かけ:言い分を聞かずに親の決定を伝える

大人門限の7時を5分も過ぎてるよ!言い訳はいらないから!夕食はなしだからね。おこづかいも1か月分なし!

子どもの言い分を聞こうとせず、親の決定だけを伝えています。ここまで極端なのはまれだと思いますが、言い分を聞かずに親の考えを押し付けるやりとりが多いのが、独裁型の特徴です。

迎合型の声かけ:ふわっと伝えて終わる

大人遅かったね。次はちゃんと時間を守ってね?夕ご飯、用意してあるよ。

注意はしているものの、何がいけなかったのか、どうすべきだったのかが伝わっていません。こうした対応が続くと、子どもはわがままになりやすく、よくないことをした後でも気にせずに自分の要求を通そうとしやすくなると言われています。

わがままになりやすい声かけと、自立につながる声かけの違いは、こちらの記事でも紹介しています。

放任型の声かけ:そもそも関心が向いていない

大人あら?出かけてたの?

ひどい場合は、子どもが出かけていたことにさえ気づいていないこともあります。こうして4つを並べてみると、民主型がいちばんバランスがよさそうだと感じる方が多いのではないでしょうか。

子育てスタイルと大人になってからの姿

それぞれのスタイルで育った子どもに見られやすい傾向は、海外を中心にさまざまな研究で調べられてきました。日本でも、子どものころの親の関わり方と、大人になってからの所得や幸福感の関係を調べた調査があります。

日本の調査から

神戸大学(当時)の西村和雄先生と同志社大学の八木匡先生は、2016年1月に、日本人1万人(男女5,000人ずつ)を対象にインターネット調査を行いました。子どものころの親との関わり(親の関心・信頼・ルール・自立の後押し、一緒に過ごした時間、親の厳しさ)についての答えをもとに、子育てのタイプを「支援型」「厳格型」「迎合型」「放任型」「虐待型」「平均型」の6つに分けて比べています。

その結果、「支援型」で育った人が、所得(働いている人の平均)・前向き思考・安心感・学歴のすべてで最も高い結果になりました。とくに前向き思考では、ほかのタイプを大きく上回っていました。「厳格型」は所得では「迎合型」より高かった一方で、安心感では低い結果でした。また男性の回答者では、「虐待型」がすべての項目で最も低く、「放任型」も「虐待型」に近い結果でした。

対象:日本人 1万人2016年発表論文の概要(経済産業研究所)

この調査は、大人になった人に子どものころを振り返って答えてもらったもので、分け方も4つのスタイルとは少し違います。また、関係があることはわかっても、子育てのスタイルだけで将来が決まる、ということを示したものではありません。

それでも、親の関心や信頼、自立の後押し、一緒に過ごす時間がそろった関わり方が、大人になってからの前向きさや安心感とつながっていたという結果は、民主型の考え方とも重なるところが多いと僕は感じています。

もちろん、経済的に豊かであることがそのまま幸せ、というわけではありません。ただ、所得だけでなく、前向き思考や安心感でも同じような結果が出ているのは、とても興味深いところです。

わが家の子育てスタイルを振り返るヒント

ここまで読んで、「うちはどのスタイルなんだろう?」と気になった方もいると思います。とはいえ、毎日の子育てはそのときどきの状況や、親の体調・余裕にも左右されるので、ひとつのスタイルにきっちり当てはまるご家庭はあまりないはずです。

なのでここでは、診断というより、民主型の特徴をふだんの場面に置きかえた振り返りのヒントとして、次のポイントを使ってみてください。

民主型に近づくための振り返りポイント

  • 子どもに意見を伝えるだけでなく、子どもに質問して、話を聞けているか
  • 大人の意見と違っても、話し合う機会をつくれているか
  • 守ってほしいことを伝えるとき、その理由まで説明できているか
  • 厳しくするときがあっても、子どもに寄り添う気持ちを大切にできているか
  • 子どもの「好き」が表れる部分は、なるべく本人に任せられているか
  • 家庭のルールや方針が、日によって大きくぶれていないか

できていない項目があっても、まったく問題ありません。ひとつでも「ここは意識してみようかな」と思えるところが見つかれば、それで十分だと思います。

夫婦や祖父母の間で子育ての方針が合わずに悩んでいる方は、子育て方針が合わないときに知ってほしいこともあわせて読んでみてください。

理想に近づくコツは「完璧を求めない」

ここまで、4つのスタイルの話をしてきました。僕としては、ぜひ皆さんと一緒に、民主型の子育てを心がけていきたいと思っています。

方法はシンプルで、民主型の特徴をできる限り意識していくことです。ただ、そのうえで大事なポイントがひとつあります。それは「完璧を求めない」ということです。

ここまで散々4つに分けた話をしておいてなんですが、完璧な民主型の子育てなんてありません。

子育ては、親がひとりでするものではなく、子どもとの関係の中にあるものです。子どもは一人ひとり違う個性を持っているので、どんな関わり方が「わが家にとっての民主型」になるのかは、家庭ごとに違います。

だからこそ、周りの親と自分を比べることに意味はありませんし、完璧な民主型をめざしてしまうと、「自分はちゃんとできているのかな…」と、ずっと堂々めぐりになってしまいます。

TERU

なので、できる限り、できる範囲で。それでいいんです。

できる限り子どもの話を聞こう。いきなり大人の意見をぶつけるのは、できる限り控えよう。でも、伝えないといけないことは、できる限り伝えよう。子どもに任せると決めたところは、できる限り自由にさせてあげよう。完璧にできているかどうかではなく、日々こうして心がけていく。そんな気持ちで、皆さんと一緒に歩んでいけたらうれしいです。

疲れているときに、つい頭ごなしに言ってしまう日もあると思います。でも、そんな日があるのは、それだけ毎日真剣に子どもと向き合っているからだと思います。うまくいかなかった日があっても、また次の日から心がけていけば大丈夫です。

公式LINE限定

子育てのヒントになる動画やレポートが届きます

子育て勉強会TERUの公式LINEを友だち追加すると、かんたんなアンケートに答えて受け取れるLINE登録者限定の動画・レポートや、見せるだけで取り組めるひらがな・カタカナ教材(あ行)の無料お試しをお届けしています。

公式LINEを友だち追加する

まとめ

今日のポイント

  • 子育てスタイルは「応答性」と「統制」の2つの軸で、民主型・独裁型・迎合型・放任型の4つに分けられる
  • あたたかさとルールの両方がある民主型が、子どもが前向きに育ちやすいスタイルとされている
  • 民主型の意思の尊重は、親が教える部分と子どもに任せる部分をつくる「枠組みの中の自由」
  • 同じ場面でも、気持ちを受け止めつつ理由と次の行動を伝えるのが民主型の声かけ
  • 完璧な民主型はない。周りと比べず、できる限り、できる範囲で心がけていく

よくある質問

「権威的な子育て」はどのスタイルのこと?

英語では、民主型を「authoritative(オーソリタティブ)」、独裁型を「authoritarian(オーソリタリアン)」と呼びます。日本語では、authoritative が「権威のある」「権威的」、authoritarian が「権威主義的」などと、どちらも「権威」を使った言葉に訳されることが多いため、「権威的な子育て」が民主型を指すこともあれば、独裁型を指すこともあり、意味が逆に受け取られることがあります。この記事では混乱を避けるため、あたたかさとルールの両方がある関わり方を「民主型」、親が一方的にコントロールする関わり方を「独裁型」と呼んでいます。

今から子育てスタイルを変えても間に合う?

子育てスタイルは、生まれつき決まっているものではなく、毎日の関わり方の積み重ねです。今日から子どもの話を聞く時間を少し増やしたり、守ってほしいことの理由を伝えたりするだけでも、関わり方は少しずつ変わっていきます。完璧をめざさず、できるところから心がけてみてください。

夫婦で子育てスタイルが違うときはどうしたらいい?

夫婦でスタイルがまったく同じご家庭のほうが珍しいと思います。大切なのは、どちらかに合わせることより、「ここは家族で守るルール」「ここは子どもに任せる部分」という大きな枠組みを、話し合って共有しておくことです。方針の違いに悩んでいるときは、こちらの記事も参考にしてみてください。

厳しくするのはよくないこと?

厳しさそのものが悪いわけではありません。民主型にも、必要なことを求める厳しさはあります。違いは、子どもの気持ちを受け止めたうえで、ルールの理由をちゃんと説明しているかどうかです。理由を伝えずに頭ごなしに従わせる関わりが続くと、独裁型に近づいていきます。

TERU

この記事を書いた人TERU幼児教育講師/子育て勉強会TERU 代表

幼児教室で、たくさんの親子と関わってきた幼児教育講師。YouTube「子育て勉強会TERUch」(登録者 約13万人)で、子どもの発達や関わり方を研究の知見とあわせて発信しています。Yahoo!ニュース エキスパートとしても活動中。3〜8歳向けの「TERU先生の動画教室」や、オリジナルのひらがな・カタカナ教材も手がけています。

あわせて読みたい

参考文献

  1. Baumrind, D. (1966). Effects of authoritative parental control on child behavior. Child Development, 37(4), 887–907. DOI
  2. Maccoby, E. E., & Martin, J. A. (1983). Socialization in the context of the family: Parent-child interaction. In P. H. Mussen (Series Ed.) & E. M. Hetherington (Vol. Ed.), Handbook of Child Psychology: Vol. 4. Socialization, Personality, and Social Development (4th ed., pp. 1–101). Wiley.
  3. 西村和雄・八木匡(2016).子育てのあり方と倫理観、幸福感、所得形成-日本における実証研究-.RIETI Discussion Paper Series 16-J-048.経済産業研究所

※この記事は一般的な子育て情報としてまとめたものです。お子さんの心や体の状態や、子育てのことで心配なことがあるときは、かかりつけの小児科や地域の保健センター、子育ての相談窓口などに相談してみてください。

ブログに戻る

期間限定

TERU先生の動画教室

3~8歳対象の月額1,200円で始める『動画を使った幼児教育』です。親子で好きな動画を選び見るだけで、勉強の基礎づくり、さらに心の成長ややるべきことを継続する力を育んでいきます!いつでもどこでも隙間時間でも学ぶことができるオンラインの教室です!