子どもが「やるべきこと」をやらない…親だけが焦る問題を解決する6つのきっかけ|子育て勉強会TERU

子どもが「やるべきこと」をやらない…親だけが焦る問題を解決する6つのきっかけ|子育て勉強会TERU

幼児教育講師のTERUです!

「子どもがすべきことを全然やらない。それを親ばかりが問題に思ってて、子ども自身は全然気にしていないんです」

これは僕が運営する『TERU先生の動画教室』で、メンバーの親御さんと話していたことなのですが、

これかなり重要なことだと思いましたので、よろしければ深ぼってみたいと思います!

【目次】

  1. 具体的には?
  2. やるべきことが自分ごとになるきっかけ一覧
  3. 【まとめ】「自分ごと化」のきっかけを作る

具体的には?

この先動画教室での内容を簡単に伝えると、その時は、「子どもが学校や塾のテスト問題をきちんと考えないことで、毎回ミスをしている」というお悩みから、どんな対策ができるかな?

そして、その中で、いろいろできることを挙げていく中で、「小さな手先の対策実践することよりも、結局は本人が問題だと思わないといけない問題の文章を読むようにはならないよね。親だけが問題だと思っていても、とりあえず対策は多くの場合、効果が出にくいよね」みたいな話になったんですね。

こんな経緯から、子どもが自ら「これはやらないといけない!」と思ったらどうしたらいいですか?を今回深ぼってみようと思ったわけです

ここからの話は多分、勉強以外でも「がやるべきことをどうやったら自分ごとになるか」の子どものヒントになる内容だと思っているので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

やるべきことが自分ごとになるきっかけ一覧

それを今から挙げてみますが、正直親が影響するものだけではないと思います。

偶然そのようなきっかけが訪れる類のものは多いですが、まずはこんなきっかけが子どもの自分ごと化に繋がる可能性があることを念頭に置いて、環境づくりのヒントにしてもらって嬉しいです!

①強い恥ずかしい心や悔しさ

これは皆さん想像できますよね。例えば、宿題をしなくても、学校で一人だけ怒られて思いました。テストで非常に低い額を取ってしまったとかですね。

その残念さや悔しさから、こんな思いを味わいたくない!と自分ごと化が起こります。 もちろん全然気にしない子もいますけどね😅

さらに、強い恥ずかしい心で動機づけはされたが、それを打破するにはどうすれば良いかの道筋があまりにも見えないと、結局行動に繋がらないということもありますね。

皆さんが悔しがっている姿に対して、「ちょっと悔しかったんだね。次同じ思いのためにしないことを一緒に考えよっか!」と具体的なアクションを考えるサポートができると理想的です。

②役割と責任の付与

心配が、やるべきことを全部時間通りに始められなくて、親がイライラしてしまうことが多い場合、「君はわが家のタイムキーパー!」などという役割を大切に時間を守ることが自分ごとになることもある!

具体的には、「〇〇ちゃん、お母さんもお父さんも、時間を忘れてしまう時があってね。〇〇ちゃんにこの時間を渡すから、タイムキーパーをお願いしても良いかな?」そんな感じで、皆さんを頼って伝えて、「いいよ!」と言ってくれたら、まずは親のいろんなシーンでタイムキーパーをお願いします。

たとえば、料理を火にかけたら「タイムキーパーお願いしていい?10分後に言ってくれる?」みたいな感じです。他にもいろいろと親の時間をまずタイムキーパーをしてもらって、毎回感謝を伝えていきましょう。

そしてある一定タイムキーパーに慣れてきたら、かなり時間を管理することが自分ごとになるので、次は自分自身のことに関してもタイムキーパーをしてもらいます。 例えば、公園に遊びに行って毎回「帰りたくない!」と言う場合、公園に行ったら「タイムキーパー!公園では何分間遊ぼっか?」と問いかけて、時間を決めて、そして「またタイムキーパーお願いね!」といつも通りに伝えます!

時間に対する意識がなんとなくあるのと、自分でちゃんと時間を設定したことで、比較的守りやすくなりますね!外でも測ってもらうことがある場合、通信付きの腕時計をプレゼントしても良いかもしれません!

他、テレビを見過ぎてしまう場合にも、事前にお子様とテレビの時間を測ってもらっている前提ですが、「よし!テレビの時間だね!確かなテレビは30分だったっけ?お母さん忘れそうだから、タイムキーパーお願いできる?」と伝えて、自分自身に時間を測ってもらえる気がします!

他のシーンでも様々応用できて、比較的親が関われるものでもあるので、何かヒントになったら嬉しいです!

③他者への貢献(社会に向けた行動)

緩やかが、やるべきことを次もちゃんとやろう!と考えるきっかけとして、自分の行動が誰かの役に立ってことを気づくことも、強い動機づけになったりします!

例、中々お手伝いをしない子が、たまたまお手伝いをした時に、すっごく感謝をされて、その経験が自分ごと化する強い動機になるということですね!

とても親切にすると、オキシトシンが秘密になって幸福感が高まることがわかっていて、脳の報酬系が活性化することがわかっているので、皆さんの困った行動が続いたり、してほしい行動が中々やらない中でも、それを我慢したり、ちゃんと行動できたりしたとき、大人がわざわざ感謝を伝えることは大事だということですね!

④他者への強い憧れ

誰かへの強い憧れも、やるべきことが自分ごとになる強い動機の1つですね!例えば、僕の動画教室の中でも、僕が毎週子どもたちにお手紙を書いていますが、

その手紙の中で「こう日本一の良い東大生のお兄さんお姉さんは、やって勉強している」とか「メジャーリーガーの大谷翔平選手が陰でどんな努力をしているか」など、子どもたちの憧れや尊敬しやすい対象を取り上げて、子どもたちに知ってほしいことや、実践してほしい良い行動や考え方を伝えたりします。

やるべき行動と、その行動をちゃんとしている人が気づいて、強い自分ごと化になりますね! みなさんが憧れを抱いている人がいるのであれば、ぜひその人の情報を調べてみて、お客様に伝えたいエピソードを探してみてくださいね😊

⑤競争

これは説明はいりませんね。 競争の良いは色々な価値観がありますが、周りに負けたくない! という動機は、その負けたくないことに対して、どうやったら負けないか。負けないためにはできるか?

⑥出来て良かった経験

これは心理学の研究でも、子どもの強い動機の1つとしてわかっていることですが、例えば、学校のテストで見直しを中々しなかった子が、一度見直しをやってみて良い量が取れた経験があります。

なるほど、やってみたら良い結果が出て嬉しい! という体験をするということですね。 これも「これはいけない!次もやろう!」 という強い自分ごと化になるのは想像できますよね!

【まとめ】「自分ごと化」のきっかけを作る

という感じで、6つ以上

  • ①強い恥ずかしい心や悔しさ
  • ②役割と責任の付与
  • ③他者への貢献
  • ④他者への強い憧れ
  • ⑤競争
  • ⑥出来て良かった経験


皆さんが今何が必要ですかによりますが、このどれかにうまく刺さると、自分ごと化に繋がり、やられているのではなく、自分からやっていることに変わりやすいので、ぜひご家庭でできることのヒントを考えてみてほしいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
幼児教育講師TERUでした。

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