不安が強い子に「今日どうだった?」と聞いてはいけない理由。研究が示すポジティブ記憶の育て方

不安が強い子に「今日どうだった?」と聞いてはいけない理由。研究が示すポジティブ記憶の育て方

幼児教育講師のTERUです!

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これ、先日子育て関連の研究を色々見ていて、「不安感が強かったり、ネガティブな記憶を引きずりやすい子、マイナス思考になりやすい子には、やっぱりこの習慣大事だよなぁ」って思ったことがあるので、皆さんにもシェアさせてください😌

結論、それは、

『1日の終わりに「今日あった3つの良いこと」を振り返る』

という取り組みです!

これを研究と、僕がオススメする実践方法を紹介していきますね!

SECTION 1

たった1週間で幸福度が上がる研究結果

これは、ポジティブ心理学の第一人者、マーティン・セリグマン博士という方が提唱している方法で、

『1日の終わりに「今日あった3つの良いこと」を振り返るだけで、たった1週間で幸福度が上がり、その効果が6ヶ月も持続する』

という研究結果が出ているらしいんですよね。

これはどんな子にも大事な取り組みだなと思うんですが、特にネガティブな記憶を引きずりやすかったり、マイナス思考になりやすい子には、ぜひやってあげたいことだよなぁって感じます。

具体的なやり方としては、

基本は、

『夕食の時や寝る前に、「今日どんないいことがあったか?」というのを親子でシェアをし合う!』

それだけで十分なのですが、もうちょっとだけポイントをお伝えすると、

『写真を見ながらその時の楽しかったことや嬉しかったことを思い出す』

というのもおすすめですね😊

ネガティブな感情を引きずりやすい子は、その時の情景を写真のように鮮明に覚えていることも結構あって、

だからこそ、それと同じようにポジティブで楽しかったイメージも鮮明に思い出させてあげる機会を作ることが大事なんですよね。

そうやってポジティブなイメージ記憶を増やしていくことが、結果としてポジティブに物事を捉えていく練習にもなったりしますね!

SECTION 2

子どもに「楽しいことあった?」と聞いても出てこない問題

あとは、ブリガムヤング大学の研究でも、

『ポジティブな出来事を人にシェアすると、本人の幸福感や生活の満足度がさらに大きく高まる』

ということが分かっているそうなんです。

目安として、週に2回以上、家族や友人に「今日あった良いこと」を話すだけでも、そのポジティブな効果はさらに大きく膨らんでいくことがわかっています。

これを家庭で実装するなら、

親が子どもに、

「今日どんな楽しいことがあった?」

「どんな嬉しいことがあった?」

と聞くのが手っ取り早そうですが、ネガティブに考える傾向が強い子は、こういった問いに答えるのが苦手であることも多いんですよね。

「ない」

「覚えてない」

「楽しいことなかった」

そんな回答が返ってくると、ちょっと心配になっちゃいますよね😅

SECTION 3

ポジティブな記憶を引き出す際には「地雷」に注意

そんな子に対して大人側ができることとしては、

『親から聞くのは、好きな領域の話だけ』というスタンスで関わることかなと思ってます。

「今日学校で楽しいことあった?」

こんなことをサラッと聞くことがあると思うんですが、

ネガティブに考えやすい子にとって学校や1日の振り返りは"地雷原"だったりするんですよね。

特に学校という場所は、もちろん楽しいこともありますが、苦手な活動・人間関係・先生からの注意など、ネガティブな記憶も多くなりがちな場所です。

そこから「いいこと」を取り出そうとしても、ネガティブな記憶が邪魔をして取り出せない。

「今日どうだった?」という抽象的な問いも同じで、ネガティブな子の脳は、無意識にネガティブな記憶から先に検索を始めてしまって、ポジティブな記憶を引き出しづらい。

そんな構造になりがちです。

だからこそ、『親から聞くのは、好きな領域での体験の話だけ』というスタンスはすごく大事だなと思ってます。

好きな領域というのは、

ポジティブな感情が先に紐づいている
ネガティブ記憶の干渉が起きづらい

ので、ポジティブな記憶を引き出して伝える練習にはもってこいです👍

例えば、電車が好きであれば、

電車を見に行った日に、「今日はたくさん電車見たね!どの電車を見れたのが一番嬉しかった?」と聞いてあげる。

そうやって、好きな領域の体験をしたときに聞いてあげ、むやみやたらに抽象的な学校や一日の出来事から、良い思い出を聞くことはしない。

こんなスタンスが、ネガティブ思考になりやすい子にとっては、バランスの良いサポートだったりするんです。

SECTION 4

あるご家庭でやって良かったこと

そして、これは時間があればですが、そうやって一緒に思い出した楽しかった記憶や嬉しかった記憶は、それこそ写真として残しておくのがいいと思います。

僕があるご家庭とやってよかったのが、

楽しかった記憶になっている体験の写真を印刷をしてアルバムに残す
そのアルバムに一言メッセージのように何が楽しかったのかを言葉で書いておく

という取り組みです。

そのアルバムを時折お子さんと一緒に振り返ることによって、その時の楽しかった記憶と、何が楽しかったかという言語化、それを一緒に振り返ることができます。

そんな経験をちょこちょこ積み重ねていった結果、その子は、楽しかった記憶を周りに伝えるのが少しずつ上手になっていきました。

これはあくまでn=1の体験ではありますし、少し手間ではありますが、よかったらやってみてくださいね😊

以上が、今回お伝えしたかった内容です!

日々、子どもからマイナスな言葉を聞くことが多いと、親側の不安も絶えないですよね。今回の内容が少しのヒントになれば嬉しいなと思います🥺

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