突然ですが皆さんは、どんな子育ての工夫をしていますか?
今回は、事前にフォロワーの皆さんから『実際にやってよかった子育ての工夫!』を伺い、その中から特にグッときたものを10個ご紹介させて頂きます!
きっと皆さんの子育てがより良くなるヒントになると思いますので、最後までご覧頂けたら嬉しいです!
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0~12歳【すぐできる!】子育てが良くなる工夫・アイデア10選 /子育て勉強会TERUchより
「家族会議」を取り入れたこと(モトさん)

『「家族会議」を取り入れたこと』です。例えば休日に家族でどこにお出掛けするのか。行きたい場所を1人ひとりが意見し、紙にまとめて多数決をとります。我が家は子どもが3人(親は夫婦2人)なので、子ども達が結託すれば意見は通ります。 “自分達の意見は通る” 成功体験をさせようと図っています。
これはめちゃくちゃいい工夫だなと思います!まさにおっしゃる通り、意見が通る成功体験もそうですし、家族が平等に意見する場があるというのは、主体的に考える経験、周りのことを考える経験としてもものすごく良いですよね!
僕も、家族で今日あった良いことなど、何かを伝え合う時間をオススメしますが、そのポイントは、ただ子どもが親に話すだけではなく『親も子どもに話す』ということです。そうやって家族みんなの取り組みにすることで、子どもも受け入れやすいですし、大人側の意見や考えも聞けることで子どもの視野もどんどん広がっていきますよね!
「職場に連れて行くこと」(白石さん)

自分も親にやってもらったことであり、自分自身も子どもにやったことですが『職場に連れて行くこと』です。親の働く様子や姿勢を見ることから言葉にはできない多くの刺激を貰えることと思います。私自身も働く上でのベースになっている部分も多いです。
職場に連れて行く!間違いなく良いですよね!僕がコーチングをしているあるお子さんは、お母さんの職場によく行くそうなのですが、お母さんへのリスペクトが半端ないんです。
どんな仕事をしているか、どんな成果を出しているか、周りの社員さんとどうコミュニケーションを取っているか…そんな姿を嬉しそうに教えてくれます。家だけでは感じられないリスペクトが、子どものこれからの頑張りや大きな見本になっていくのだと思います。
もちろん、親子の関係性は仕事場面でのリスペクトだけではないので、仕事の姿を見せることができない方はダメだなんて思わないで欲しいのですが、何かしらの形で『一生懸命頑張っている姿』などを見せられると良いなぁと思ってます!
制限を「程よく解放する日」を作ること(もみじさん)

僕の家では、週に1日(金曜日や土曜日などの休みの前夜)に、寝る時間やゲームの時間は制限せずに自由に過ごしていいよ、という日を作ってます!これが実際どんな効果があるのかハッキリはしませんが、制限から程よく解放されることで、ストレスが溜まりにくくなるように思います!
これもめちゃくちゃいい!と思いました!子どもが何かを継続して自制できるようになるには、程よいYESが大事だと思ってます。
大人もそうですが、「これはしてはダメ!」というNOばかりが溢れると相当なストレスですし、そのストレスが大きくなると自制が効かなくなってしまうこともあります。
特に『ゲーム』や『YouTube』など引力が強いものにハマっている場合、制限の中の程よいYESルールがあると、子どもも納得感を持って自制できるかもしれませんね。
パパの「創作話」にChatGPTを活用(でんさん)

子どもに超おすすめ!週末の夜、子どもの楽しみは寝る前のパパの創作話。ちょっとパターン化してきた。もっとワクワクさせたくてチャットGPTに相談。『プロの絵本作家としてお願いがある』と伝えてから登場人物・テーマ・メッセージ・他必要な要素を箇条書き。毎晩、創作話ができて子ども歓喜!
皆さん。これ。すごくないですか?笑 この発想はなかった!
絵本が「絵」を見て理解するのに対し、「素話(すばなし)」は、絵がない分、言葉をイメージに変える力を育んでくれます。
学校の授業も、多くは先生が口頭で渡してくれる情報を耳で聞いて、頭の中でイメージに置き換えながら理解していきます。そう考えると、素話を通じて耳から情報を受け取り、イメージに変えていく練習は、まさに学びの土台の1つだと考えて良いですよね!
そしてそれを子どもたちがワクワクできるよう、多様なストーリーを作るのにchatGPTを使う!すごく良い取り組みだと思いました!
物事を「面白そう!」とポジティブに声かけする(えっこっこさん)

遭遇した全ての物事に「面白そう!」「楽しそう」「ママもやってみたい!」とポジティブな声掛けをして来た事。林成之先生の本で、A-10神経群について知って、我が子にも実践したのですが、本当に「やってみたい!」「何それ楽しそう!」と積極的・能動的に取組む子に育ちました!人生楽しそうです!
これすごく本質的な工夫ですよね!子どもが物事をどう捉えるか?は親の姿から学んでいる部分がすごく大きいと思っています。
物事に感謝をする姿を見せれば感謝する目線が育まれ、物事を楽しむ姿を見せれば楽しさを見出す目線が育まれる。これはやっぱりあると思います。
僕も最近強く感じるのが『日常の色んなことを面白がれる人は人生豊かになるよなぁ』ということです。1日の中で起こる出来事は同じだったとしても、そこから面白い要素を見出せるのか、当たり前なこととして何も感じないのか?きっと1日の中で感じる幸福に差が出ますよね。
Switchbotでカーテンを「自動化」する(ひぐひぐさん)

Switchbotによるカーテン自動化で自分から起きるようになった。
これは「親を介さない工夫」として、すごく良い選択肢だと思います!
子育てのお悩みで多いのが『子どもが主体的に動いてくれない』ことです。朝起きない、準備しない、切り替えられない…。そんな時、多くは『親』→『子』へ「早くしなさい!」とアプローチがされます。
しかし、人はそもそも誰かに指示されるのが好きではありません。やろうと思っていたことを言われた瞬間に、やる気が下がる経験は皆さんあると思います。
そこで、親以外の第三者の存在を上手く活用する。親に言葉で言われるよりも、アレクサが知らせてくれたり、まさに今回のようにカーテンが自動で開いたり、子ども自らタイマーを設定したりする。
そんな「親を介さない」工夫をすることで、子どもの主体性が削がれない形で、動きやすい環境になると感じています!
「外に出て遊ぶ」「しっかり歩く」(みかっこさん)

ありきたりかもしれませんが『外に出て遊ぶ』『しっかり歩く』です!体力もつくし、散歩をする中で交通ルールも学びました。普段歩き慣れているし、就学した際に年上の子たちと行く集団登校も、しっかりついて歩いて行けています!
これはおっしゃる通り、当たり前に聞こえるかもしれませんが、「超根本対策」とも呼べる工夫だと僕は思っています。
歩くことで脳の前頭葉という部分が発達し、少しずつですが自制する力が育まれていきます。
また、歩くことや外で遊ぶことは、多くの子の場合、ストレス解消として有効に働きます。
子どもの困った行動の中には、ジワジワ溜まったストレスが原因で起こっているものも多いです。その困った行動に対して、言い聞かせたり、話し合ったりするアプローチも大事ですが、実は外で思いっきり遊ばせたり、お散歩したりすることで、解決してしまうこともあります。
親が「好き・得意なこと」を一緒にやる(りんりんさん)

親が好き・得意なことを一緒にやったこと。子どもも自然と好き・得意になるし、お互いストレスフリーです。
これは、僕もすごくオススメしたいことですね。多くの方は『子どもに色んな体験をさせてあげたい』と思い、子どもが好きそうなことに「付き合ってあげている」時間が多いのではないでしょうか。
もちろんそれは素晴らしいことです。ですが一方で、りんりんさんのおっしゃるように『親自身が好きなことや得意なこと』に子どもを巻き込んでみる!というのはすごく良い工夫だと思います。
親自身も楽しい時間になりますし、子どもも大人がやっていることに興味を持ってくれることも多いですから、結果一緒に楽しめるものになる可能性もありますよね!
「子どもの棚」を作る(おじさん)

「子どもの棚を作る」です。子どもの棚があれば、自分で片付けられるし、置き場に困った物も「自分の棚に閉まっておきな」と言えるし、汚いのは子どもの棚部分だけで、私の気持ちも楽になりました。棚だけでなくて、洋服も子どもの手の届く場所にあります。
子どもが自由にしていいスペース。これは本当に大事だと思ってます。棚でもOKですし、専用のボックスでも、何を置いておいても良いスペースでもOKです。
子どもが自由にしていい場所を幼児期から作ってあげるのは、自己管理する力の練習にもなりますし、「このスペースは自由にしてOK!」という小さなYESを渡してあげることで、子どもも他のスペースを綺麗にすることを頑張れるかもしれません。
毎日「ラッキーを3つ」親子で見つける(しえん先生)

"毎日ラッキーを3つ親子で見つける"スリーグッドシングスに似ていますがラッキーなことを報告し合うことで、いい事に意識が向く生活になり自己肯定感が高まります!ラッキーを見つけられる力は素晴らしいことだと報告の度に褒めて強化!朝から"今日もラッキーが舞い込むよ"と言葉をかけます!
これも本当に良いな!と思い取り上げさせて頂きました!良いことや嬉しかったことを報告し合うのは僕もオススメしていますが、『ラッキー』を報告し合う!というのは考えたことなかったです!
でもほんとそうですよね。きっともうすでに僕たちの日常にはたくさんのラッキーがあって、それをラッキーと捉える人とラッキーではないと思う人とそもそも気づかない人がいるだけなんだと思います。
運は引き寄せるもの!なんて良く言いますが、実態は『運が良い出来事に気づける』ということだと思っています!すごく素敵な工夫ですね。
【まとめ】小さな工夫が、子育てを豊かにする
ということで、以上10個!今回ピックアップしてご紹介させて頂きました!改めて、工夫をシェアして下さった皆さんありがとうございました!
- ① 家族会議:子どもの「意見が通る」成功体験と「主体性」を育む。
- ② 職場に連れて行く:親の「頑張る姿」が、家では見えないリスペクトと子どもの目標を生む。
- ③ 解放デーを作る:「ダメ」ばかりでなく「程よいYES」が、子どもの自制心をサポートする。
- ④ 創作話(ChatGPT活用):「素話」で、言葉をイメージに変換する「学びの土台」を作る。
- ⑤ ポジティブな声かけ:親が物事を「面白がる」姿が、子どもの幸福度を高める。
- ⑥ 自動化(Switchbot):「親を介さない」工夫で、子どもの主体性を削がずに動かす。
- ⑦ 外遊び・歩く:脳の前頭葉を発達させ、「自制心」と「ストレス解消」の根本対策になる。
- ⑧ 親の好きを共有:「付き合う」時間だけでなく、親も「楽しむ」時間を作り、ストレスフリーに。
- ⑨ 子どもの棚:「自分のスペース」を持つことで、自己管理能力と心の余裕を育む。
- ⑩ ラッキー探し:「運が良い出来事に気づける」視点を育み、人生を豊かにする。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
幼児教育講師TERUでした。