幼児教育講師のTERUです。
「1年間続ければ、人生が変わる親の習慣ってありますか?」
結論、あります。
▼目次
- 「人生が変わる」の定義
- 人生が変わる親の習慣とは?
- 何を伝えたらいい?
- この習慣を行う上で大事なこととは?
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①「人生が変わる」の定義
幼児教育の先生としての経験から、これは絶対にお勧めしたい!というものがあるので、それをご紹介したいのですが、先に「人生が変わる」ってなんだ?という定義をさせてください。
今回は、あくまで僕が話せる子育ての面における人生が変わるという視点でお話ししたいのですが、僕の思う、子育ての「人生が変わる」というのは、完璧な子育てができるようになるとかいうことではありません。ましてや子どもが変わって何かものすごい成果を出したりすることでもありません。
僕の思う、人生が変わるとは、“正解がない子育て”という世界の中で、それでも「自分の子育ては大丈夫」と信じられるようになること。かなと思っています。今回は、ほんの数秒でできるけれど、1年続ければ自分の子育てはこれで大丈夫だと確信を持てるようになる―そんな習慣をご紹介します!
②人生が変わる親の習慣とは?
では結論です。
1年間続ければ人生が変わる親の習慣。それは
『1日1回、“見てたよ”の一言を届ける』
幼児教育の先生としてこれまで多くの子どもたちの成長について実践とサポートを繰り返させてもらってきました。そんな経験から、幼児〜小学生の子どもたちの成長において最も大事なことの1つが「自分を見てくれている人がいると実感すること」だと確信しています。
この「見てもらえている」と実感があるからこそ、
- 安心感
- そして子どもの中の自己肯定感のタネ
- さらには“挑戦する力”のタネ
を子どもたちは育んでいけます。見てくれていると感じることは、大人が想像する以上に子どもたちのパワーになっているものです。
とはいえ...子育てって本当に忙しい。ごはん作って、洗濯して、仕事して、片付けして…。四六時中ずっと子どもを見ていられるわけありません。だからこそ、「1日1回でいいから、“見てたよ”って言葉にして伝える」この習慣に、僕は大きな意味があると思っているんです。
③何を伝えたらいい?
たとえば
- 「さっき、静かに待っててくれてたね」
- 「自分で靴はけたんだね、見てたよ」
- 「さっき、妹に譲ってあげてたよね。優しいなって思ったよ」
- 「今日最後まで諦めずに練習してたね。カッコよかったよ」
これは褒めるための言葉じゃありません。ただ、“ちゃんと見てたよ”っていう、存在の確認の言葉です。
子どもはその一言で、「自分はここにいていいんだ」「ちゃんと見てくれる人がいるんだ」と思えたりします。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないことを言いますが、1日1回「見てたよ」を届けていれば、あなたはちゃんとお子さんに対して成長のサポートができていると思っていいです。
日々、「あんな声かけしなければよかったなとか、もっとこんな関わり方ができたな」とか色んな後悔が頭を巡ったとしても、1日1回「見てたよ」を届けていれば、「この関わりを積み重ねていけば、きっと大丈夫だ」と自信を持っていいです。
それだけ、この「見てもらえている」という実感は子どもの成長にとって強烈に良い影響を与えてくれるんです。これだけできていればOKです!
④この習慣を行う上で大事なこととは?
そして、この習慣を行う上で大事なことが1つあります。それは
「言葉で伝える以外にも見ていることを伝える手段があることを知ろう!」
ここまで、言葉で見ているよと伝えていこうとお話ししてきましたが、言葉で伝えるのも難しい時も多々ありますよね。
大丈夫です。言葉以外にも見ていると伝える方法はたくさんあります。言葉が難しい時でもみんなで習慣を続けられるよう、実践バリエーションを全部で5つご紹介します。
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「アイコンタクトでニコッとする」
無言でも目を見て軽くほほえむだけで、子どもは「あ、自分のこと見ててくれてる」と実感できます。
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「一緒に昔のアルバムを見る」
親が思い出を振り返る姿そのものが、子どもにとって「大切にされている」実感につながります。
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「子どもが作った作品などを飾ってあげる」
特別な作品じゃなくても、飾るだけで「見てもらえた」と感じられます。
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「子どもが頑張っていたことを周りの人に話す」
間接的に褒めることで、「見てもらえている」を実感できます。
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「子どもの好きなことを一緒にやる」
好きなことに付き合う姿勢は「大切にされている」の最高のサインです。
ということで、「1年間続ければ、人生が変わる親の習慣」1日1回、“見てたよ”の一言を届けるについてお伝えしたかったことは以上です!
ぜひ良いと思ったら僕と一緒に習慣にしてみていただけると嬉しいです!