【1日5分だけ】子どもの問題行動が減ることが証明された親の関わり方とは?

【1日5分だけ】子どもの問題行動が減ることが証明された親の関わり方とは?

幼児教育講師のTERUです!

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今日は、僕が日頃お伝えしている子育ての関わり方の中でも、特に大事だなと思っているものの1つ、

『1日5分でいいので、何も要求しない、子どもとの特別タイムを作る』

という関わり方について、その裏付けとなる研究を、改めて皆さんにご紹介したいなと思っています!

これ、僕の発信を普段から見てくださっている方は、何度も耳にしていることかもしれませんが、

この『1日5分の特別タイム』には、子どもの不安感や問題行動を減らしたり、親子の信頼関係の構築だったり、他にも様々良い効果があることが、研究からわかっています。

ぜひご家庭で実践するヒントにしてもらえたら嬉しいなと思います👍

SECTION 1

研究① ボストン大学の研究

具体的な実践方法は最後にまとめるとして、

まず1つ目にご紹介したいのは、ボストン大学の研究です!その研究では、

『不安感が強い子の不安感は、1日たった5分の親の関わり方で、驚くほど緩和される』

ということがわかっています。

これは、長年子どもの不安感について研究を続けている、ボストン大学のドナ・ピンカス教授という方が15年以上にわたって続けてきた臨床研究で、研究の中では、不安感が強い幼児から小学校低学年くらいまでのお子さん(8歳以下)の親に、こんな関わり方を指導しました。

SECTION 2

具体的にやってもらったこと

具体的なやり方はとてもシンプルで、

クレヨンや人形、積み木などのおもちゃを用意する
1日5分、子どもと一緒に過ごす
その5分の間、質問しない・批判しない・指示しない
100%、子どもに注意を向ける

これだけです。

1日たった5分。

親が子どもに何かを教えたり、注意したり、質問したりするわけじゃなくて、ただ子どもがやってることを横で見て、子どもに100%注目する。

これだけで、子どもの不安感が驚くほど緩和されました。

ピンカス教授は、これを『子ども主体の関わり方』と呼んでいて、

『こうして欲しい』『これはこうしなさい』という親の気持ちを一旦横に置いて、ただ子どもと一緒に楽しむ時間を作る。

それが、温かくリラックスした雰囲気を生み出して、子どもの不安感を和らげていく、ということが分かっています。

僕たち親って、子どもと過ごしている時間でも、本当に無意識で『質問』『批判』『指示』をしてしまっているんですよね。

「今、何作ってるの?」(質問)
「あ、そこは先にこっちからやった方がいいよ」(指示)
「それだと上手くいかないよ。こうやってごらん?」(批判)

こんな言葉、僕も無意識で口から出てしまいます。笑

子どもからすると、親と一緒に過ごしている時間も、ずっと『評価されている』『見張られている』みたいな感覚になってしまい、それが、不安感の強い子にとっては、結構しんどいんですよね。

だからこそ、1日5分でいいから、親が『何も言わずに、ただ子どもに注目するだけ』の時間を作ってあげる。

この時間が、子どもの中の緊張感をほどいて、不安感を和らげていく可能性があるんですよね。

SECTION 3

研究② PCIT(親子相互交流療法)

そして2つ目の研究ですが、この研究が僕が日頃から『1日5分の特別タイム』の大切さをお伝えしている、その根源にある考え方です。

それが『PCIT』という心理療法です。

PCITは日本語では『親子相互交流療法』と呼ばれています。

これは、1970年代にアメリカで開発された、エビデンスに基づく心理療法で、特に2〜7歳のお子さんに対して、その効果が多くの科学論文で証明されているんですよね。

そしてこのPCITの核心にあるのが、

『1日5分、子どもと過ごす特別な時間(スペシャルタイム)を作る』

という関わり方なんです。

SECTION 4

PCITで「やってはいけない3つのこと」

PCITの『1日5分の特別な時間』の中で、親が「やってはいけない3つのこと」として決まっているのが、

命令しない
質問しない
批判しない

です。

先ほどご紹介したボストン大学のピンカス教授の研究で出てきた『質問しない・批判しない・指示しない』と、全く同じですね!

『1日5分、子どもにただ注目して、命令も質問も批判もしない時間を作る』という関わり方は、心理療法のレベルで、長年にわたって研究され、効果が証明されている関わり方なんですよね。

SECTION 5

PCITで証明されている効果

そしてPCITでは、この『1日5分の特別な時間』を続けることで、こんな効果があることが分かっています。

親子の関係性が深まり、信頼関係が強まる
子どもの心が安定し、問題行動が減っていく
親自身の育児ストレスが軽減される

特に僕の元には、癇癪など様々なお子さんの困った行動に悩まれている方からのご相談が届くのですが、子どもの心の根本にアプローチすることで、

『②子どもの心が安定し、問題行動が減っていく』

という点で、いつもオススメさせてもらっています!

SECTION 6

具体的な実践方法

それでは、実際にどう実践していけばいいか、最後にまとめていきますね。

ここ、僕が大事だなと思っているのは、

『とにかくシンプルに考えること』

なんですよね。

色々細かいテクニックを覚えようとすると、結局続かなくなっちゃうので、

ポイントは2つだけ。

『1日5分の時間を確保する』
『その時間は、命令・質問・批判の3つだけは厳守して避ける』

これだけですね!

そして、合わせて僕がオススメしているのが、

『この時間が特別タイム』というのを、親子で事前に決めておくことです。

例えば、毎日寝る前の5分とか、夕食後の5分とか。

これがオススメなのには理由があって、

事前に時間が決まっていると、子どもがこの特別タイムを『お守り』のように感じられるんですよね。

例えば、日中に何か満たされないことがあったり、ちょっと不安なことがあった時にも、

『でも、今日のあの時間にママが100%向き合ってくれる』

と思えることが、子どもにとってすごく大きな安心感に繋がったりするんです。

SECTION 7

さらに専門的に知りたい方は

ちなみに、もう少し深いところまで特別タイムを実践したいという方向けの話ですが、

PCITには『PRIDE(プライド)』という、特別タイムでの関わり方の核となる親側のスキルがあったり、

さらに、特別タイムで使うのに『適しているおもちゃ』『避けた方がいいおもちゃ』というのも、実は決まっていたりするんです。

これらを動画の中でお話しすると、かなり長くなってしまうのと、専門的になりすぎてしまうので、

詳しく知りたいという方は、公式LINEに『プライド』とメッセージを送っていただければ、徹底的に解説した文章をお渡しできるようにしておきますので、よかったらそちらをご覧くださいね😊

SECTION 8

よくいただく質問「兄弟がいる場合はどうすればいいですか?」

そしてもう1つ、この特別タイムのお話をすると、

『兄弟がいる場合はどうすればいいですか?』

というご質問をよくいただきます。結論から言うと、PCITの考え方では、

『なるべく一人ずつ別の時間を作るのが理想』

と言われています。

やっぱり、まとめて二人を相手にしてしまうと、親が片方を見ている間に他の子が待つという構造になって、効果が薄れてしまうそうなんですよね。

ただ、ぶっちゃけ難しいじゃないですか…😅

兄弟がいると、なかなか一人ずつの時間を作るのって、現実的にハードルが高いんですよね。

なので、僕が現実的にオススメしているのは、

毎日じゃなくても全然OKなので、週に1回でもいいから、それぞれのお子さんと1対1の特別タイムを作ってみる。

または、特別タイムまでいかなくても、もともと家族みんなで動いている時間、例えば休日のお出かけとかを、

『パパと上の子チーム』
『ママと下の子チーム』

みたいに、意図的にグループ分けして過ごしてみるのもオススメです。

この『家族時間をグループ分けする』というお話は、先日撮ったこちら動画の兄弟喧嘩に関するパートで詳しくお話ししているので、よかったらそちらも観てみてくださいね👍コメント欄に動画リンク貼っておきますね!

ということで、今日は、僕が日頃お伝えしている『1日5分の特別タイム』の裏付けとなる、2つの研究をご紹介しました。

どちらの研究も、共通しているのは、

『1日5分、命令しない・質問しない・批判しない、ただ子どもに100%注目する時間を作る』

ということ。

すぐに効果が出るかは分かりませんし、もちろん全員に効くわけではないと思いますが、

『不安感が強くて、子どもがつらそう』
『親子の関係性をもっと良くしたい』
『子どもの良くない行動に悩んでいる』

そんな親御さんは、よかったら今日から取り入れてみてもらえたら嬉しいです😊

僕も日々、できる限りできる範囲で実践していきたいなと思います!

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