【LINE限定】ひらがな学習を進める時に、親御さんに知っておいてほしいこと

幼児教育講師のTERUです!レポートを受け取ってくださりありがとうございます。

本レポートは、文字学習を始めるときに事前に知っておくことで、楽しく成果がより出るためのコツがわかる内容です。

お子さんとの楽しく成果に繋がる文字学習や、今後の学びを育むヒントになれば幸いです!


▼目次

  1. 子どもの学びの土台とは
  2. ①文字の読みをフワッとさせない
  3. ②動機のタネを育む
  4. ③親子や家族の会話でさらーっと基礎を作る
  5. ④イメージと一致した語彙力を増やす
  6. 最後に

 

子どもの学びの土台とは

子どもが学校での学びをストレスなく自信を持って進められる要素ってなんでしょうか?

やっぱり『聞く・読む・書く』この3つに尽きると思っています。


学校での学びは、どんな教科であれ

  • 先生の話を聞き
  • 文章を読み理解して
  • 書く


この3点を使いながら進めていきます。

この3つに自信を持てないと、どの教科も辛くなっていってしまう可能性があるわけですね。


じゃあ、その3つに自信を持てるサポートってどんなものがあるでしょうか?

色々とあると思いますが、その核となるのは


  1. 文字の読みをフワッとさせない
  2. 動機のタネを育む
  3. 親子や家族の会話でさらーっと基礎を作る
  4. イメージと一致した語彙力を増やす


この4つだと僕は考えています!この4つをまずは意識することで、少しずつお子さんの学びへの自信が育まれていきます😊



①文字の読みをフワッとさせない

文字の読みが大事だということは、皆さん共通認識だと思いますが、実は文字の読みの習得をフワッとさせてしまっている状態で、就学後、結構な期間を過ごしているご家庭は思いの外多いです。

 

小学生になれば、文字を読まないといけない機会はたくさんあり、それに自信がないとどの学習も大きなストレスになってしまいますよね。

 

よくこのようなご質問をいただきます。「子どもが音読の宿題を恥ずかしがってやろうとしません。私に見せたくないのでしょうか?どうやったら上手く進められますか?」


このようなお悩みに対して深く話を伺っていくと、実は『文字の読みに自信がない』ことが原因であるケースがすごく多いです。


読めなくはないんだけど「この読み方で合ってるっけ?」と探り探りで読んでいる。

→自信がないから間違えたくないという心理が働く

→間違えそうなときその姿を見られたくないと考え子どもは恥ずかしい様子を見せる


そんなロジックですね。

子どもの気持ち、なんとなくわかりますよね。


「ひらがなは自然に覚えるから大丈夫」という言葉も良く聞きますが、そのような大人側のスタンスは、子ども目線に立つとかわいそうで、心許ない状況であるとも言えます。


なので、お子さんがこれからひらがな学習を始める。あるいは今取り組んでいるご家庭は、無理やり教えるのではなく楽しさを重視しながら、僕の教材やその他のひらがな学習のアプローチしてあげて欲しいですし、


すでにお子さんがひらがなが読めるご家庭も、一度「自信がない文字がないか?」の点検をしてみて欲しいです😌


▼オススメの読み点検方法

⭐️ひらがなカルタで50音表を作ってみよう!

  • 小さめのひらがなカルタを用意(バラバラな状態で渡します)
  • それを床や机に並べて50音表を作る
  • 子どもがそれを並べるためには、文字を読む必要がある
  • 読めない文字は並べられない
  • 自信がない文字は置くのに時間がかかる
  • その様子を見ていると、自信がない文字がなんとなく見えてくる

こんな方法もあるので良かったらやってみてください😊



文字習得にはインプットとアウトプットが必要

文字習得には、インプットとアウトプットの2つが必要です。


まず、インプットというのは

『楽しく文字を目にする機会を増やしていき、頭の中にひらがなを残していく』

ということですね。


インプットの方法は無限にあります。

  • 絵本の読み聞かせ
  • フラッシュカード
  • 家の中の色んなものに文字情報を貼っておく
  • 50音表を貼っておく
  • お子さんの好きなものや興味を持ったものがあれば、その文字を書いて見せてあげる


などさまざまです。どんな選択肢にせよ、大事なのは『楽しいこと』or『興味が湧くこと』ですね!

 

僕のひらがな動画は楽しさを最重要視して作ったので、動画のテイストがフィットする子には、僕の動画だけでひらがなの読みは習得できてしまいますが、


他の選択肢であっても、お子さんが楽しめる・興味が湧く方法を優先して機会を作ってあげてほしいです。


そうやって色んなアプローチをしていく中で、もう一つ大切なのが

『アウトプットの機会を作る』ことです。


インプットした文字をアウトプットをして定着させてあげるわけですね。


その方法の代表は『選ぶ』『言う』の2つです。

選ぶ:複数のひらがなから該当のものを選ぶ

言う:1文字を見てその読み方を言う


この2つの機会があることで、文字は定着していきます。


僕のひらがな動画では、インプットとアウトプットの両方がオールインワンでできるように作っていますが、ご家庭でもできる方法はたくさんあります!


例えば『選ぶアウトプット』の方法のわかりやすい例が『カルタあそび』ですね。

ひらがなカルタ遊びは、複数あるひらがなから該当の文字を選ぶ。まさにアウトプットの遊びです!


そのような遊びを取り入れることで、ただインプットして文字がフワッと頭の中にあるだけではなく、しっかりと定着をしていくわけです。


インプットとアウトプットについては、もっと語りたいことがあるのですが、ものすごく長くなってしまうので、僕が運営する『TERU先生の動画教室』の中で以前に配信した動画の中で、

『文字習得の4段階』という幼児教育のノウハウを解説した動画を撮ったので、無料で受け取れるように設定しました!

有料コミュニティの動画なので一応のセキュリティで、ログインだけしていただく形になっていますが、お金などは一切かかりませんので良かったらご覧ください😊


▼【ストレスなく文字習得を進める】子どもの文字習得の4段階

 https://teru-education.com/blogs/members/four-steps-to-literacy-acquisition

 

②動機のタネを育む

冒頭で、子どもが学校での学びをストレスなく自信を持って進められる要素は『聞く・読む・書く』であるとお伝えさせていただきました。


これらを育む上で1つ大事なことがあります。

それが

『相手に言葉を伝えたい。何かを教えたい。もっと話したい』

という思いです。


『聞く・読む・書く』

これらはあくまでコミュニケーションのツールです。何かを伝えたいから『書く』必要があるし、もっと話したいから相手の話を『聞く』必要があるし、もっと教えたいから『読む』必要があるわけです。


つまり『聞く・読む・書く』力を育むには、まずはそれらを行う動機づけが大事だということですね。


この動機がないまま、文字学習を進めるから子どもはやらされている感が強くなってしまうんですよね。


では、大人側からできる動機づけのサポートには何があるでしょうか?それはシンプルで『感謝と驚きと喜びを伝える』ということです。


  • 読めなかった文字を読んだり文字を書いたらパパママが驚いたり喜んでくれた
  • 自分が知っていることを教えたら「教えてくれてありがとう!嬉しいよ!」と言ってくれた
  • 絵本を一生懸命読んだら「読んでくれてママすごく楽しかった!ありがとう!」と言ってくれた
  • ママの話を聞いたら「お話を聞いてくれてママ嬉しかったよ!」と言ってもらえた


そんな些細なことが、文字への興味を加速させていくんです。


どんなプリントやドリルをさせようか?という前に、お子さんが『聞く・読む・書く』をもっと頑張りたい!と思える日々の関わり方について、改めて考えてみて欲しいなと思います😊

できる限りできる範囲でですけどね✨



③親子や家族の会話でさらーっと基礎を作る

ここまでは文字学習に関する話をさせていただきましたが、ここからはもう少し先の『国語力・読解力の基礎』に繋がる要素をお話しさせて下さい。


就学後『文章題につまづく。文章理解ができない』というお悩みが増えていきます。この原因は色々とあるのですが、ご家庭での会話の質が残念ながら影響していることが多いです。


子どもの読解力の要素の多くは、ご家庭での会話で育んでいくことができるのですが、その意識が薄いと、お子さんの自然な読解の力が育まれずに、小学校で苦労してしまう子もいます。

そうならないためにできる第一歩目のサポートをお伝えしますね!


1)単語族にならない

これはYouTube動画でもよくお話しさせていただくことですが、ご家庭での会話が単語だけで行われているご家庭は少なくありません。


「メシ!」「リモコン!」と単語だけで相手にしてほしいことを伝えても、理解はしてもらえますが、そういう言葉が多く飛び交っていると、子どもは正しい文章構造と触れることができません。


丁寧に話すぎる必要はありませんが、せめて「ママ!〇〇を取って欲しい」というように「てにおは」のある文章で会話することを心がけて欲しいですね。


特に「だれが(は)」「何が(は)」、いわゆる『主語』に関しては、できるだけ会話の中で大切にしていけると良いですね。


意識しすぎるとちょっと不自然な会話になってしまうこともあるので、ほどほどにですが、そんな会話を聞いていることで、自然と文章力の基礎が育まれていきます。


これが『③親子や家族の会話でさらーっと基礎を作る』の1つ目のサポートです!


2)誰が?何が?と主語について聞く

子どもの話って主語が抜けていることが結構ありますよね!


例えば

「楽しかった!」と教えてくれたお子さんに対して

「そっか楽しかったんだね!良かったね!何が楽しかったの?」

と聞いてあげて「何が」を意識させてあげたり


「いっぱい遊んだんだよ!」と言うお子さんに対して

「そうなんだ!何をして遊んだの?」

「誰と遊んだの?」などと聞いてあげる


そんな感じですね!きっと皆さんもされているかもしれませんね😌


このように、さりげなく主語を意識させてあげる問いかけが、文章力や読解力の基礎を作っていきます。


ただ、注意点として、問い詰めのようにならないように聞けるといいですね。

「楽しかった!」

「何が?」

「誰と?」


などと無機質に聞いたら子どもは話したくなくなりますから、「そうなんだ!楽しかったんだね!良かったね!」とお子さんの楽しかった気持ちを受け止めてあげるように会話しながら、「何が楽しかったの?」などと聞いてあげることで、


話したい気持ちを大切にしながら、主語を意識させてあげることができます。ぜひできる限りできる範囲で実践してみて下さいね😊


3)お子さんの好きなことを文章にしてあげる

まず、子どもたちの学びは、とにかく興味あるものの中でおこなうと加速していきます。


例えば、ドラえもんが大好きな子がいるとします。そんな子が、よくあるドリルで「花子ちゃんが公園に遊びにいきました」という文章を読むのと、


「のび太君は、公園に遊びにいきました。そこにはジャイアンがいて・・・」という文章を読むのとでは、興味の度合いが全然違います。


そんな感じで、お子さんの好きを中心にして文章と出会わせてあげることで、読解する力は育みやすくなります。


その方法としてオススメなのが

『コレクションノートを作る』という方法です。


簡単に言えば、好きなものを集めるノートですね。ドラえもんが好きであれば、ドラえもんのノートなんかを買って、そこに


  • ドラえもんのシール
  • ドラえもんのお絵描き
  • ドラえもんのおもちゃの写真
  • ドラえもんミュージアムに行った時の写真

など、ドラえもんに関することをなんでも貼ったり書いたりします。

そして、そこに親が文章で簡単な説明を書いてあげて下さい。


例えば

「〇〇くんとママとパパでドラえもんミュージアムに行きました。たくさんの漫画があったので、〇〇くんはドラえもんとたくさん写真を撮りました」


みたいな感じですね。もちろんひらがなでもOKです!そのように、自分の好きなものや思い出と共に、文章情報に触れる。お子さんにとって、最も興味が湧き読みたくなる仕掛けですね!



④イメージと一致した語彙力を増やす

お子さんが様々な文章を理解して、勉強と向き合っていくためには『語彙力』が欠かせません。

 

知っている語彙や使える語彙が少なければ、文章を読み進めることや、文章をイメージすることが困難になります。


この【語彙】というものは、ただ言葉を知っていればいいというわけではなく、大事なのは『イメージと一致した語彙』を増やす。ということです。


例えば、

「りんご」という言葉。この言葉を音や文字として知っているだけでは、実際に読解の場では片手落ちです。

  • りんごってどんな形?
  • 何色?
  • 剥いたら中はどうなってる?
  • どのくらいの重さ?
  • 匂いは?


このように実際のりんごをイメージできると、文章を読解している中でも、りんごが自然と頭の中で浮かんでくるようになり、理解の質が全く違います。


読解の本質の1つは『情景をイメージできること』です。

そのために、できるだけ実際のものと触れ、文字情報とリアルを結びつけていくのが良いのですが、なんでもかんでも実体験させていたら大変ですよね。


なので、日々実体験は大事にしつつ、難しいものはせめて『文字』と『絵』を結びつけるサポートをしていくといいですね!


そういう観点で言うと、絵本はその助けとしては最適ですよね。文字情報と情景を結びつけてくれますし、

例えば、学研さんから出ている『ことばえじてん』

https://hon.gakken.jp/book/1230568300


こちらは、国語辞典を幼児でも触れやすいように、全ての言葉にイラストが設置されていて、文字とイラストを結びつける助けになってくれるのでオススメですね!


僕が運営するTERU先生の動画教室でシリーズで配信している『地頭を鍛える子ども向け知育動画』でも、宇宙の世界で【言葉がイメージに置き換えるトレーニング】をするパートを用意していますが、

どのようなツールでもOKなので、イメージと一致した語彙力を増やすサポートをしてあげて欲しいなと思います😌


最後に

以上で

  1. 文字の読みをフワッとさせない
  2. 動機のタネを育む
  3. 親子や家族の会話でさらーっと基礎を作る
  4. イメージと一致した語彙力を増やす

全ての解説を終えました。


何か1つでもヒントがあれば嬉しく思います!


僕の想いとしては、とにかく文字や文章に抵抗があることにより、勉強全体が嫌いになってしまう。そんな子を一人でも無くしたい。


そう思っています。


その一助になればと思い

ひらがな教材』を開発して、さらにコミュニティでも文字の力がさらに高まっていくサポートをさせてもらっています。

▼見せるだけで勝手に覚えるひらがな教材

https://teru-education.com/products/hiragana


ぜひ少しでも良いなと思っていただける方は、使ってみていただけると嬉しいです😊

ということで、最後までご覧いただきありがとうございました!


お子さんの学び体験がより良いものになるよう、これからも応援しています!

ブログに戻る

期間限定

TERU先生の動画教室

3~8歳対象の月額1,100円で始める『動画を使った幼児教育』です。親子で好きな動画を選び見るだけで、勉強の基礎づくり、さらに心の成長ややるべきことを継続する力を育んでいきます!いつでもどこでも隙間時間でも学ぶことができるオンラインの教室です!