家庭でできる知育育脳・勉強

子どもの理解力を育てる7つの取り組み『学習・勉強の土台作り』

家庭教育アドバイザーのTERUです。いつもご覧頂きありがとうございます。今日は3歳くらいからできる『子どもの理解力を育てるための7つの取り組み』についてご紹介していきたいと思います!理解力は子どもの学びを支える大切な能力です。ぜひ今回の内容が何かお役に立てば嬉しいです!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「子どもの理解力を育てる7つの取り組み『学習・勉強の土台作り』」

➀子どもの理解度をアウトプットで確認していく!

子どもの理解力を上げるには、実はまず親が子どもはどんなことを理解できていて、どんなことがまだわかっていないのかを、何となくでいいので知っていくことが大切です。

子どもの理解力を確かめる一番シンプルな方法は『聞いた言葉を自分なりの言葉でアウトプットしてもらう』という方法です!これを別名『言い換え』と言います。子どもは3歳ぐらいから言葉の数がぐっと増え、自分の思ったことや考えたことを自分なりの言葉で言うようになってきます。この時期から少しずつ理解力の確認をしていきましょう!

例えば子どもがお母さんと公園に行った時によくある場面のひとつで、お母さんから

滑り台はお友だちを抜かさずに順番に並ぶのよ。わかった?

と言われて

うん!わかった!

と言ったにも関わらず、その後すぐにその子が前の子の順番を抜かしてしまい、お母さんから

さっきわかったって言ったでしょ!

と叱られてしまう場面ってありますよね。これは実は子どもは『”わかった”という言葉をそのまま受け取ってマネして言った』というだけで/内容の理解まではできていないのが原因だということもあります。

ですから、今のように約束を伝えてもいつも同じことをしてしまうような場面では、お子様に自分の言葉でお約束を言わせてみて下さい。きっと「滑り台で、お友だちを、抜かさない」など、自分なりの言葉で一生懸命説明しますよね!最初はこんな感じで簡単な言葉でのアウトプットでも大丈夫です。

大切なのは子どもが『自分の言葉に言い換えて内容を伝えることができるか』ということです。こうした言い換えの機会を時折作っていくと、親が子どもの「どこまで理解できているのか」を把握することができるので『言うことを聞かない子』ではなく「まだ理解ができていなかったんだな」と子どもを正しく理解することができますし、そのアウトプットの機会を通じて、子ども自身も理解力を育んでいくことができます。しつこく毎回やると子どもにもストレスになってしまうので、時折取り入れてみて下さい!

②語彙力を増やしていく

子どもが物事を理解していくには語彙力が欠かせません。そもそも単語を知らなければ理解はできませんよね。ですから語彙を増やしていく=理解力を育てると考えてもいいと思います!具体的な語彙力を育てる方法はこちらの動画で解説していますので、良かったらご覧下さい!

③実体験の具体例の数を増やしていく

言葉をアウトプットすることと同じくらい大切なのが実体験の具体例の数を増やしていく』ということです!これは小学生くらいから行う内容ですが、4・5歳くらいの子もトレーニングとしては行えると思います。例えば、「4+3=?」という問題に対してすぐに「7」と答えられる子でも、「リンゴが4個ありました。お父さんが3つ買ってきてくれました。全部でいくつでしょう?」といった文章問題になると理解に時間がかってしまう子が多くなります。

問題の内容が理解できているのに、「問題の意味が分からない!」と言って算数が苦手になってしまったらもったいないですよね!この問題の対応として「リンゴが4個と3個で7個」とパターンで覚えるという方法もありますが、この覚え方をしていくと、別の問題で「自動車が4台駐車場に停まっていました。後から3台の車が来て停まりました。合わせて何台でしょう?」といった問題の時に数字や計算方法は同じなのに「やったことのない問題だ。僕にはできないかもしれない」と子どもが尻込みをしてしまうこともあります。

 

これは簡単な例ですが、年齢や学年が上がっていくごとに、授業で習ったことの応用問題は増えてきます。なので、ここで大切になってくるのは『「どうしてリンゴが4個と3個で7個になるのか」ということをイメージで理解すること』です。

その理解する方法が実体験の具体例の数を増やしていく』という方法です。例えば、該当の文章問題をやる前や理解できていない問題が見つかった時に、実際にリンゴを見せて「リンゴが4個と3個あるね!合わせて何個かな?数えてみようか」とその文章問題に沿って実物を用意して、お子様と一緒に数えましょう。

これでまずは問題文として出てくるリンゴの実体験はOKです。ですがこれで終わってしまうのは理解力の面からではもったいないので、次に「あ、ここにコップもあるね。これも4個と3個だね。じゃあ合わせて何個かな?」と聞きます。するともしかしたら「あ、さっきのリンゴと一緒だ!」と気が付くかもしれません。

もしも気が付かなければお父さん、お母さんが「あれ?そういえばさっきのリンゴは何個だったっけ?」とヒントを出してあげてもいいかもしれませんね!このように『1つの実体験だけではなく、別の物にも関連付けて実体験を行うということが大事』です!

 

これによって子どもの得た「リンゴの計算という知識」と「コップの計算という知識」が繋がり、2つの知識を整理することで、様々な問題に応用することができる理解になります。これが本当の意味での理解です。

他にも、生活の中で「今、駐車場に赤い車と白い車、合わせて何台あるかな?」「虫かごの中にちょうちょとバッタ合わせて何匹かな?」と子どもにクイズのように質問したり、時にはお子様に問題を出してもらうのも面白いかもしれませんね!おそらくこういったことはやっている方も多いと思うのですが、実体験を通じて正しく理解していくことの積み重ねが理解力の向上につながります!

④絵本を絵なしで読み聞かせをしていく

子どもの理解力と大きく関わる要素の1つとして、『文字で読んだことや耳から聞いたことを頭でイメージできること』が挙げられます。この文章を頭でイメージに置き換えられるということが学校での『勉強ができる』ということに深く関わってきます。文章をイメージできる力を養っていくためには/、絵なしで本を読むことが有効です。

小学生以降であれば、絵本や漫画ではない文庫本に少しずつチャレンジしていけば自然と、その経験はできていきますが、幼児ではまだ絵がない本が難しいという子がほとんどだと思いますから、私は時折で良いので、絵なしで絵本を読み聞かせてあげることをオススメしています!例えば寝る時の絵本に関しては、お母さんの優しい声で絵本の話を耳だけで聞きながら寝るとかでもいいと思います!

そのように絵には頼らず、耳からのみお話を聞くことで、自然と頭の中でイメージをする経験になり、理解力の土台となる1つ力を大きく育ててくれます!

⑤知識と体験が繋がる経験をしていく

これは先ほどの算数の問題の時と同じようなことではありますが『その子の中にある知識を体験と繋げる』ということで、物事を理解したり言葉を言い換えたりする力は大きく膨らんでいきます。例えば、昆虫が大好きでアリの写真を図鑑で見たことのある子どもが、公園で遊んでいる時にアリを見つけたとします。

きっとその子は「あ、図鑑で見たことがある」と図鑑で読んだアリの「重たいものを持てる」「餌を見つけたら巣に運び込む」といった情報と重ね合わせてアリを観察するでしょうし、家に帰ってアリの本を読んだ時に、公園で見たアリの姿や動きを鮮明に想像しながら読むことができると思います。

また、そこで近くにいたお母さんに「アリってなんで力が強いの?」など疑問に思ったことを伝えて答えを教えてもらうことで、さらに知識が増え、興味が湧いてくるかもしれませんよね!

もしその子どもの疑問に親が答えられない場合は、「お母さんもわからないなぁ。おうちに帰ったら一緒に調べてみよう!」などと伝えて、一緒に調べられるといいですね!大切なのは本などで得た知識を実体験と繋げていく。反対に実体験の中で興味を持ったものは、本や図鑑で調べていく。ということをできる範囲でやっていくということですね!

⑥物を言葉だけで伝えよう遊び!

例えば『馬』ってありますよね。馬を理解する時に、「馬」と言われて、『馬の絵』が浮かべばそれで基本的な理解としてはOKなのですが、さらに理解をしていくためには、「馬って何なのか?」ということを伝えられることが大事です。馬の要素は、例えば「動物」「足がはやい」「茶色」「人が乗れる」「ニンジンを食べる」とかそんな感じですよね。おそらくここら辺まで言えば「馬!」とわかると思います。これを遊びながら練習していきましょう!

具体的には、図のような絵カードを複数用意します。そしてそのカードの中から1枚相手に見えないように選びます。そしてその絵の名前を言わないように、要素だけを伝えながら相手にそのカードが何かを当ててもらいます!ちょっとやってみましょう!皆さんも考えてみて下さい。いきます!それは「丸い物」です。色は「緑色」と「黒色」です。「切ると中が赤い食べ物」で、「たくさんの種」があります「甘くて、夏に食べるもの」です。もうわかりましたでしょうか?正解は

「スイカ」ですよね!これは大人がやるとそこまで難しくないと思いますが、子どもがやると意外と難しいものです。ですが、この遊びが頭の中でイメージしたものを言い換えて伝えていく深い理解力のトレーニングになっていくわけです!親が出題して子どもが当てる。そして反対に子どもが出題して親が当てる。というように交互にやっていくといいですね!カードは絵じゃなくても、単語を書いたカードを用意してもOKなので、徐々に難易度を上げながら遊んでみて下さい!

⑦要約の練習

これはさらに難易度は上がり、小学生以降の取り組みかなと思うのですが、文章の要約ができるようになることは、理解力の向上だけではなく学習に関して大きないい影響を与えてくれます。文章の要約ができるということは、ただの理解ではなく、その文章の本質や大事な部分を理解してそれに注目できるということです。これはどんな学習にも重要な要素ですよね。要約の練習のステップは3つです。

  • この文章で筆者が一番伝えたいことは何か?を考えてみる
  • それを一番よく説明されている部分はどこか?を考えてみる
  • それを50字〜200字でまとめてみる

この3つを行なっていくことで、要約する力は少しずつついていきます。3つ目は書き出すので時間がかかりますから、時折でOKですが、1・2はすぐにできることだと思います。本を読んだ後に、親子の会話の中でこの2つを考えてみたりするだけで、読んだ本を理解して、その重要な部分を理解していく練習になります!ぜひやってみて下さい!

まとめ

今回の内容は以上です!ぜひお子様の年齢に合わせて、できることを焦らず取り入れて頂けたらと思います!最後にまとめを表示させてもらいます。皆さんが具体的に実践していただくためにご活用頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました!

子どもの理解力を伸ばす!
7つの取り組み

 

  1. 子どもの理解度をアウトプットで確認していく
    • 親が伝えたお約束などの聞いた言葉を自分なりの言葉でアウトプットしてもらう
      →日常の中でわかっていないのにわかったようになってしまっていることが無いかを確認することで、子どもの今の理解力が見えてくる
  2. 語彙力を増やしていく
  3. 実体験の具体例の数を増やしていく
    • プリントの文章題を理解できない時などは、まず1つなるべく問題と近い実物で実体験をする
    • 1つの実体験だけで終わらず、別の物に変えて、同じような実体験を行うことで様々な問題に応用することができる理解になる
  4. 絵本を絵なしで読み聞かせをしていく
    • 小学生以降は絵本や漫画ではない文庫本に少しずつチャレンジ
    • 幼児は絵なしで絵本を読み聞かせてあげる
  5. 知識と体験が繋がる経験をしていく
    • 本などで得た知識を実体験と繋げていく
    • 実体験の中で興味を持ったものは、本や図鑑で調べていく
  6. 物を言葉だけで伝えよう遊び!
    • 絵カードの中から1枚相手に見えないように選び、その絵の名前を言わないように、要素だけを伝えながら相手にそのカードが何かを当てる
  7. 要約の練習
    1. この文章で筆者が一番伝えたいことは何か?を考えてみる
    2. それを一番よく説明されている部分はどこか?を考えてみる
    3. それを50字〜200字でまとめてみる
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

私のYoutubeチャンネルでは、子育てを頑張るお父さんお母さんや子どもの教育に関わる方向けに『子どもを成長させる子育て』にフォーカスを当てて、毎週6本の動画をUPしています。興味がある方は、以下のYou Tubeチャンネルをご覧ください!

家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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