子どもを成長させる子育て

子どもを成長させる共感しながら話を聴く方法

家庭教育アドバイザーのTERUです。私は過去に数本、子どもの話を聴く重要性や、子どもの話の正しい聴き方に関する記事や動画を作ってきました。そんな中、今回もさらに子どもの話を聴くということに関する動画を作らせていただきました。

何度も同じような動画をなんで出すのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は言いたいのです。
それほど聴くことが子育ておいて超重要だということを。今回は聴くという中の共感しながら聴くという方法について解説していきますが、本当に聴くことはちゃんとできると子育て絶対が変わります。

そして子どもがグンと成長してくれます。私はチャイルドコーチングの資格を持っていますが、日頃から子どもと接するときはこの聴く技術をフル活用しています。
そしてその凄さを日々感じていますので、今回もそれをご家庭で実践して頂けるように動画でお伝えしていこうと思います。動画の前半では共感して聴く重要性について解説して、後半では具体的な共感して聴く方法について解説していきます。

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「0~12歳 子どもを成長させる共感しながら話を聴く方法【キッズコーチングメソッド】

共感して聞くことの重要性

共感して聴くとは、簡単に言うと『子どもの気持ちになり、子どもの気持ち・想いを理解しながら聴く』ということだと私は考えています。
子どもがどれだけ悪いことをしても、どれだけ理解のできない行動をしても、自分の意見を置いておいて子どもの気持ちになり話を聴くことを共感と言い、子育てにおいてとても大切な姿勢の1つです。

では共感して聴くことはなぜ重要なのでしょうか。理由は全部で5つあります。

①子どもの自己肯定感を高めることができる

お母さんや家族から真剣に最後まで話を聴いてもらえ、共感してもらえることで、子どもは自分が認められていると強く感じます。

そういった体感が子どもの自己肯定感を育てます。
自己肯定感が高い子どもは何にでも臆せずチャレンジできますし、自己主張もでき、周りの仲間とも良い関係を保ち生きていくことができるでしょう。

自己肯定感を伸ばす詳しい方法は「0~12歳 子どもの自己肯定感を高める子育て10の方法」でも解説していますので、そちらもぜひご覧ください。

②子どもが抱える小さな問題であれば、共感して聴くだけで解決できる

共感して聴くことができれば、今までは親が意見して、ああじゃないこうじゃないと子どもと一緒に考えて解決していた問題の多くが、親の介入なしで子ども自身が解決していくようになります。

なぜかというと、子どもがお母さんに訴える悩みの多くはただ聞いてほしいという想いからの主張だからです。
それを親が大げさにしたり、いらないことを言うからヒートアップしたり大ごとになってしまっているだけなのです。

③子どもの感情を整理させ、自己コントロールができるようになる

共感をしてあげることで、子ども自身が自分の感情と向き合うことになります。今の自分はこういう感情だからこういう行動をしてしまっているんだな。と理解ができるようになってくると、自分の感情を自身でコントロールできるようになってきます。

そうすると、今まで親が共感をして解決していた子どもの悩みを子ども自身が解決していくことができるようになります。幼少期はこの感情を理解させることがとても大切で、共感して聴くことはそれを育てるのに最適な方法です。

④子どもに愛情を伝えることができる

幼少期に一番子どもに与えなくてはいけないことは、知識やスキルではありません。愛情です。小さいころにたくさん愛情を与えられるから人を愛することができるようになり、自分を愛することができるようになります。

そして家が一番安心できる場所で家の中に愛情が溢れていると外の世界で頑張ることができます。子どもに愛情を伝える方法はたくさんありますが、共感して聴くことはその中でも子どもに愛情を深く伝えることのできる方法の1つです。

⑤子育ての負担が減る

共感して聴くことができれば、子どもが自ら解決できることが増えるとお話ししました。それによって子育てが楽になるのはあきらかでしょう。共感して聴くことは子どものためでもあり、子育てを楽しむためにも必要なスキルの1つなのです。

共感して聞く方法のポイント

ここまで共感して聴くということがなぜ重要なのかを解説してきました。ここからは具体的な方法を解説していきます。

【小話:東大生の母親は子どもの話を聞きまくっている】

東大生179人の小学校時代について、アンケート調査をした結果、東大生の親の習慣にある共通する事があったそうです。

それは、「子どもの話をしっかり聞く」という事。別の調査では、東大生の親の8割が話を聞くということを大切にしていたという結果もあります。
東大生の親は、勉強しなさいという代わりに、子どもの話を聞く。この習慣が、子どもの学力を伸ばすことにつながるようです。

共感して聴く方法のポイントは全部で2つです。

①子どもの会話の気持ちの部分を繰り返しながら聴く

幼児期の子どもはまだまだ自分の気持ちを言葉だけでは上手く表現できません。子どもが思う本質を理解して共感するためには子どもが話すストーリーだけでは足りません。その時どんな気持ちだったかを拾ってあげる必要があります。

例えば、子どもがおもちゃを買ってほしいとせがんでくるとき、子どもが

おもちゃ欲しい。買ってくれないとやだ

と言ったとします。お母さんが

買えません。帰るわよ

と言うと子どもが

嫌だ買ってくれるまで帰らない

と言ったとします。それに対してさらにお母さんが

何度も言わせないで。置いてくわよ

と言ったらとうとう子どもが号泣し始めました。こんな光景よく目にしますよね。

共感して聴くとこうなります。

おもちゃ欲しい。買ってくれないとやだ
おもちゃが欲しいんだね。買ってくれないと嫌なんだね
うん。みんな持ってるから○○くんたちとの遊びに入れなくなっちゃうんだ
みんな持ってるんだね
うん。○○ちゃんも○○くんも持ってるし、みんな楽しいって言ってるんだ
そんなに楽しいんだね
うん楽しいんだよ。○○ってキャラクターはこうでね・・・

共感して聴くと、子どもの口からマイナス言葉ではなく、「うん」という肯定した言葉が多く出ました。子どもから多くの肯定語が出れば、子どもも親の言葉を受け入れる気持ちになりやすくなります。

「嫌だ嫌だ」と言い続けている子どもに親の説得は中々通じないものです。なのでまずはこのように子どもの感情を繰り返してあげることで子どもの心を開いていくのです。特に、「欲しいんだね」「嫌なんだね」「楽しいんだね」と感情を繰り返してあげることが大切です。

そして子どもの心が開いたときに、大人言葉で今買ってあげられない理由を伝え、お家でもう一度お話ししようと伝えてみると意外にもすっと言うことを聞いてくれるものです。それは自分の感情に共感してくれ、愛情を感じ、自分の気持ちの整理ができたからです。

これが共感して聴くということです。そして今回のように子どもの感情を繰り返していくことをチャイルドコーチングでは『ミラーリング』と言います。ミラーリングの詳しい方法は「0~12歳 子どもを成長させる共感しながら話を聴く方法【キッズコーチングメソッド】」で解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

②感情の言葉が入っていない場合は、文章全体をくり返す

もし子どもの言葉に感情を表す言葉が入っていない場合は文章全体をくり返します。例えば子どもが

これみんな持ってるんだ。これ持ってないとみんなと遊べないんだ

と言ったとします。それに対して

みんな持ってるんだ。持ってないと遊んでもらえないんだね

と文章全体を繰り返します。子どもが

うん。仲間に入れてもらえなくなっちゃう

とさらに言ったら

仲間に入れてもらえなくなっちゃうんだね

とまた文章全体を繰り返します。このような感じでOKです。これをくり返していくうちに、気持ちの整理ができ、重要なことであればプラスに話し合いができ、子どもにとってあまり重要なことじゃなければ自然に会話は終了するでしょう。まず共感しながら聴くということに慣れないうちは、文章全体を繰り返す聴き方を練習していき、子どもの感情が現れている部分を見つけたら、先ほどの感情の部分を繰り返す方法に切り替えていくのが良いと思います。

まとめ

共感して聴く技術の効果は絶大です。最初にもご紹介しましたが、過去に聴く技術を学ぶための記事や動画を数本作っていますので、そちらもぜひ参考になさってみて下さい。子育てを勉強していく上で大切なのは、実践してみるということです。

育児書に書いてあることや、こう言った情報発信している人からの子育て情報がお子様に合うかどうかはわかりません。ですが、まず大事なのは実践してみることだと思います。実践しないと合うかどうかもわかりませんよね。

なので、ぜひ少しずつで良いので、この聴く技術を実践で使って頂けると情報を発信している私としては嬉しいなと思います。これからもお役に立てる情報を発信できるように頑張っていきます。

 

共感しながら
話を聞く方法

 

【共感して聴くことの重要性】

  • 子どもの自己肯定力を高めることができる
  • 子どもが抱える小さな問題であれば、共感して聴くだけで解決できる
  • 子どもの感情を整理させ、自己コントロールができるようになる
  • 子どもに愛情を伝えることができる
  • 子育ての負担が減る

【共感して聴く方法のポイント】

  • 子どもの会話の気持ちの部分を繰り返しながら聴く
    ⇒子供の心を聞いてあげることで他の言葉も受け入れやすくなる
  • 感情の言葉が入っていない場合は文章全体を繰り返す
    ⇒繰り返して行くうちに気持ちの整理が上手くできるようになる
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

私のYoutubeチャンネルでは、子育てを頑張るお父さんお母さんや子どもの教育に関わる方向けに『子どもを成長させる子育て』にフォーカスを当てて、毎週6本の動画をUPしています。興味がある方は、以下のYou Tubeチャンネルをご覧ください!

家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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