子育てのお悩み解決

0歳~12歳 子育ての責任について

家庭教育アドバイザーのTERUです。
いつもご覧頂きありがとうございます。今回は『子育てにおける親の責任』というかなり大きなテーマについて私の考えをお話ししてみたいと思います!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「0~12歳 【親の哲学】子育て・育児における親の責任について/子育て勉強会TERUの育児・知育・子どもの教育講義 - YouTube

先日このようなご相談を頂きました。

私には3歳と1歳の息子が2人いるのですが、どうしても上の子に対してキレてしまうことが多く、後で自己嫌悪になるということを繰り返しています。

夫に相談すると
「子どもに責任がある、こうなるのは子どものせいだと思っているから子どもを責める気持ちになるんじゃない?一度きちんと子育てに対する責任を考え直したら?」
と言われました。そういったこともあり、子育てにおける親の責任とは何なのか、TERUさんのお考えを聞いてみたいです。

というご相談です。

これは正直正解はないとも思っていますし、責任って色んな角度からの見方があるので難しい題材なので、あくまで私の考え。という話になってしまうのですが、何か参考になればと思い記事を作ってみようと思います。

責任について

私は別の動画でもよく話しているのですが、『責任』という言葉はかなりシンプルに捉えていて『自分が直接影響できることは自分の責任、自分が直接影響できないことは自分の責任ではない』と考えています。というかそう考えて生きてきました。

これは7つの習慣という自己啓発本に書いてある、「インサイドアウト」という考え方と、「刺激と反応」という考え方、そして「影響の輪と関心の輪」という考えがベースになっているのですが、簡単に言うと
1つ目が「人を変えたいならまず自分が変わる」ということ。

2つ目は「人は周りからの影響は選べないが、それをどう受け取ってどう解釈してどういう行動をするかは選べる」ということ。

そして3つ目は「人生を豊かに生きたいなら、自分が影響できることに意識を向けて、自分が影響できないことには意識を向けない」ということですね。

この3つが本当に大事だと思って私は特に社会に出てからは生きてきましたし、子どもの教育においてもこれらは全く同じだと思っています。

子どもに対してイライラする行為の責任の所在

では【この考えを子どもに対してイライラしてしまうという行為に当てはめていってみましょう】

まずイライラしてしまう原因は子どもの言動にありますよね。何か悪いことをすることもあるでしょうし、親の言うことを聞かないこともあると思います。

そういった子どもがどんな行動や発言をするのかということは親は選べるでしょうかそれは選べませんよね。そしてその子どもの行動から受ける刺激は親は選べますでしょうかこれも選べませんよね

子ども一緒にいればどうやったって問題だと感じる子どもの行動は目に入りますし、その刺激を親は選ぶことはできません。

では、その子どもからの刺激をどう受け取るかは親は選べるでしょうかこれは選べますよね。例えば、「ムカつく!」と受け取ることもできますし、「なんで同じことを何度も何度もイライライライラ」と受け取ることもできます。

反対に「まだまだ子どもだからしょうがない」と受け取ることもできますし、「これは今は好奇心旺盛という長所が出過ぎているだけだな!むしろ長所!」と受け取ることもできます。どう受け取るかは私たち大人が選ぶことができます。

そしてその後親としてどんな行動をするのかは選べますでしょうか?それも選べますよね。例えば、『怒鳴る』ということもできますし、『諭す』ということもできますし、『教える』ということもできます。そして『見守る』ということもできますよね。

ここまでくればもう何が言いたいかわかると思いますが、つまり、イライラしているのはあくまで自分が選んでいることであり、大人である私たちの責任であり、子どものせいではないということですね。

そしてもっと言えば、例えば『諭す』という行動を選んだとして、その後子どもがどういった行動をするのかは親は選べるでしょうかそれは選べませんよね。そのままその行動を続けるかもしれませんし、何かを感じ取ってその行動をやめるかもしれません。それはその子次第であり、親の責任ではありません。

つまり結果は親は選べないということですよね。これがこの「イライラしてしまう」ということにおける責任の所在なのではないのかと私は思っています。

大きな枠で見る子育ての責任

ではここからもう少し【大きな枠で見る子育ての責任】について考えていきましょう。

今の考え方で子どもとの関わりを見ていくと、色んなことの責任の本来の所在が見えてきます。これは私の持論ですが、子育ての1つの役割は『責任を子どもに返していくこと』だと思っています。

子どもは生まれた時は1人では何もできません。つまり生まれたばかりの頃は子どもの責任を親が全て背負っている状態です。ですがこれは本来の形ではありません。いわばイレギュラーであり、それをどんどん子どもに返していかなくてはいけません。子どもが今までできなかったことができるサポートをしながら、自分の身の回りのことから始まって、いろんな役割や責任を子どもに返していきます。

そして責任を返してもらうことでどんどん子どもは自立していき、自分で取らなくてはいけない全ての責任を子どもに返したら子育ての役割は完了です。つまり言い換えると、『子どもに責任を返していくことが親の責任』とも言えます。いつまでも子どもの責任を親が背負っている状態というのは、それこそ『親の責任放棄』だということです。これは私はよく『先回りをしない』という言葉でお伝えさせて頂いています。

親の責任放棄

子どもができることを先回りして親がやってしまったり、子どもがやってしまったことの後始末を親がやってしまったり、子ども自ら考えられることを親が考えてしまったり、子どもが決めるべきことを親が決めてしまったり。

これらは全て子どもの責任を親が奪ってしまっている行為と言えるのです。
とはいえこれは100か0ではありませんから、徐々に責任を返していけばOKです。いきなり子どもはできませんから、『教える。任せる。見守る』ということをそれぞれしていって自立してできるサポートをしていけばOKです。もちろん、まだ自分で出来もしないのに、子どもの面倒を見ない。いわゆるネグレクトなどもまた責任放棄ですよね。

ここまで色々お話ししてきましたが、ここまでの話を踏まえて冒頭のご質問にあった、旦那さんから言われた「子どもに責任がある、こうなるのは子どものせいだと思っているから子どもを責める気持ちになるんじゃない?」という言葉に戻ると、これはその通りですよね。

つまり、子どもを怒る・責めるというのはあくまで自分で選んでいることですから、子どもの責任ではなく親の責任です。

では「子どもに怒ってしまうということは親としての責任放棄なのか?」という目線で考えてみると、これは実はそういうことでもないと思っています。先ほど親としての責任は「子どもに責任を返していくこと」だとお伝えしました。

それをするために「教える・任せる・見守る」ということが基本になりますが、そこに『怒る』まぁ『叱る』が正しいですが、叱る行為はあってもいいですよね。叱ることで「これは君の責任だよ」と教えることもできます。その結果子どもに責任感が生まれて自分でできることが増えるかもしれませんよね。

ただし、ただしですがそれは親が子どもの自立のサポートとして叱った場合です。ちゃんとその叱る行為に意図があり、必要な時に冷静に叱ればそれは親としての責任をちゃんと果たしている行為です。ですが、そうではなく感情に任せて「怒鳴り散らしてしまう」これは子どもに責任を返すための行為では、残念ながらないですよね。ですからちょっと厳しい言葉になってしまいますが、それは親としての責任をもう一度考えてみる必要があるのかなと私は思います。

自分で後始末させる

ですが最後にこれだけは言わせて欲しいのですが、親だって人間です。どうしても怒りが抑えられないこともありますし、周りのストレスで押しつぶされそうな時もあります。そんな時に余裕を持って子どもに優しい対応なんて中々できることではありません。しょうがないことです。

だから、どんな時も完璧でいる必要なんてないんです。できる時できない時がありながら、その中で、子どもに責任を返せる親であろうと日々意識をしたり、できる範囲の行動を子どものためにする。反対に子どものためにやらないことも意識する、つまりできる限り先回りしないということですね。

それらを今の自分のできる限りで努力していこうと思って行動していれば、それでいいのではないでしょうか。その上で怒鳴ってしまったら次の反省にして活かせばいいんです。「子育ては親育て」と言われますが、私はもっと踏み込んで、「親育てが子育て」だと思っています。つまり子どもを育てるために親が成長するのではなく、親が成長していけば子どもは勝手に育つ。ということです。

まとめ

ちょっと今回のテーマは厳しいと感じる内容だったとは思いますが、皆さんと子育ての本質について考え、そしてそれをみんなで応援し合いながら進んで行けたら嬉しいという想いでお話しさせて頂きました。難しい題材なのでちょっとわかりづらい記事になってしまったかもしれませんが、何か参考になれば嬉しいです!最後にまとめを表示させてもらいます。皆さんが日々実践していただくためにご活用頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました!

子育ての
責任について

 

子どもに責任を返していくことが親の責任

→『教える。任せる。見守る』で少しずつ子どもに責任を返していく

  • 自分で考えられることは考えさせる
  • 自分で決められることは自分で決めさせる
  • 自分でできることが自分でやらせる
  • 自分でやってしまったことは自分で後始末する
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

私のYoutubeチャンネルでは、子育てを頑張るお父さんお母さんや子どもの教育に関わる方向けに『子どもを成長させる子育て』にフォーカスを当てて、毎週6本の動画をUPしています。興味がある方は、以下のYou Tubeチャンネルをご覧ください!

家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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私の経験や知識を皆さんの家庭教育にお役立て頂き、より良い子育ての手助けができたら嬉しいです!
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