子どもを成長させる子育て

遊びで天才を育てるために親が意識すべき13の原則

家庭教育アドバイザーのTERUです。私が幼児教育の講師をしていて、つくづく思うこと。それは「遊びって本当に大事」ということです。遊びはズバ抜けて効果の高い『能力開発』だと、子どもたちと日々接していて強く実感します。

今回は、『子どもを遊びを通じて伸ばす』ために意識すべきことや対応の仕方を全てまとめました。私自身この遊びの重要性には強い想いがあり、皆さんのお子様の成長に繋がる内容にするために私の全知識を総動員して心を込めて作った内容です。ぜひ最後までご覧頂けたら嬉しいです。

記事の前半では、遊びがなぜそんなにすごいのかを解説して、後半では子どもを伸ばす遊ばせ方13の原則ついて解説していきます。

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「遊びで天才を育てるために親が意識すべき13の原則

今回は、網羅的に『遊びに関する重要なこと』をお伝えしています
いつもより倍長い内容になっています。ですが、記事の最後で振り替えれるようにまとめを用意していますので、気楽な気持ちでご覧頂けたらと思います。

ではまずは『遊びがなぜそんなにすごいのか』ということについて6つのポイントに分けて解説していきます。

遊びがなぜそんなにすごいのか

①とにかく集中力・創造力・発想力は遊びで育つ

まずは集中力です。集中力って簡単に言いますが、子どもが成長する上で大きな役割を担う能力です集中力は天才の条件と言われます。世の偉人たちも、何かにのめり込んだら抜け出せない圧倒的な集中力を持っていて、それを遊びを通じて身につけてきたといいます。

勉強だろうが、スポーツだろうが、芸術分野だろうが何にチャレンジするにしても、他のことに気を取られず、一心不乱に取り組むことができると、どんどん上達していって、成果にも雲泥の差が出てきます。

幼少期の集中力は、普通長くても15分と言われます。知育の取り組みをさせても、プリントをさせても、習い事の練習をさせても、15分以上自立して集中させるのは至難の技ですよね。

ですが、子どもが唯一15分以上集中できてしまうことがあります。それが遊んでいる時です。特に6歳くらいまでは、集中できないのは当然ですが、長い時間なにかに取り組んだ経験は後の集中力に確実に繋がっていきます。その経験に最も適しているのが遊びなんです。

そして遊びを通じて、思いっきり体を動かしたり、さまざまなことに興味を持ったり、遊びに興奮したりと、あらゆる神経が刺激されて脳の「前頭前野」が活発に働きます。「前頭前野」は集中力をはじめ、意思や創造力、我慢する力などをつかさどる場所です。

幼児期の遊びの中で、前頭前野を活発に働かせることは、子どもの「頭のよさ」や「集中力」につながると言われています。そしてさらに、創造力と発想力は子どもが『自由にできる環境』が土台となって育っていく力です。誰かに何かを教えてもらうことや指示されることが前提の環境ではクリエイティブな能力は育っていきません。

ですから、子どもの将来のためを思って勉強!習い事!ももちろん良いですが、遊びの時間の無い幼少期は避けてほしいと思います。

②人間性のバランスが育つ

これは私の感覚的な表現ではあるのですが、世の中で活躍する人は『ただ頭がいい』とか『ただ仕事ができる』だけの人ではなく、そこに相手の心を動かす質の高いコミュニケーションが取れる人だと思っています。そんな能力とコミュニケーション力を兼ね備えた人を私は人間性のバランスが良い人と呼んでいます。

そんな人になるための土台作りが遊びです。遊びは外遊びや室内での遊び、1人遊びや複数名での遊びなど様々な形がありますが、誰かとコミュニケーションをとって行う遊びは、子どもが初めて誰かと協同して何かを作りあげたり、楽しんだりする大切な経験です。そして何より、幼少期から遊びをたくさんしている子は、自然とコミュニケーションを取るシチュエーションが豊富になります。

本物のコミュニケーション力は、いつも同じ場所でいつも同じ人といるような状況では中々身につきづらいものです。幅が大事なのです。色んな場所で色んな遊びを色んな人とコミュニケーションを取る。そんな経験が一生もののコミュニケーションの土台を作っていくのです。

③遊びは刺激と実体験の宝庫

私は遊びが最強だと思う理由がこれだと思っています。家庭での知的教育や、習い事では受けられる刺激や実体験の幅が限られます。なぜかというと、家庭での知的教育や、習い事は何か1つの目的があり、それを習熟したり習得したりするために行う行為だからです。

それに比べて遊びに目的なんかありません。何をやっても良いわけですから、体験できることや五感から受ける刺激の幅は圧倒的な量になっていきます。これが幼少期に遊びを重視する理由です。

幼少期は脳を育てていく大切な時期です。脳を育てるには刺激が必要です。触って、見て、匂いを嗅いで、音を聴いて、感じていく行為の全てが脳への刺激です。その経験が脳を強く育てていきます。そして、室内遊びでも屋外の遊びでも、多くの体験に溢れています。ある特定の目的に向かった時間はおのずとできる体験が限られますが、幼少期はどれだけ多くの実体験をするかが後の子どもの成長の起爆剤になると現場で子どもたちを見てきて本当に強く感じます。

極論的なことを言えば、幼少期の刺激と実体験の幅はその子の将来の可能性の幅であると言っても良いかもしれません。

④学ぶ力が育つ

ベネッセが2016年に行った調査ですが、「遊びこむ経験」を多くしている子どもの方が、そうじゃない子に比べて「学びに向かう力」が強い傾向がみられたといいます。ここでいう、「遊びこむ経験」とは『自由に好きな遊びをする』『好きなことや得意なことを活かして遊ぶ』『遊びに自分なりの工夫を加える』『挑戦的な活動に取り組む』などのことをいいます。(参考:たまひよ『幼児期の「遊び込む経験」が「学び」の土台につながることが調査で判明。見直される遊びの大切さ』

そういった遊びをたくさんしている子どもは、「様々なことに自信を持って取り組める」「新しいことに好奇心を持てる」など、これから子どもが成長していく上で欠かせない「学びに向かう力」が育っていくのです。そして、外遊びからの基礎的な動きの習得を通じて運動能力が高い子は、学習能力が高いことも文部科学省の調査でわかっています。

運動はニューロンの数を増やして、物を覚えたり認知する神経を育てて、思考力に関わる神経伝達物質の分泌も増やします。外で遊ぶ=学習能力の向上に確実に繋がるのです。

⑤思いっきり遊ぶことで夜の良い睡眠にもつながる

これも1つ大きなことだと思っています。子どもが「外で遊んでいる時間」を1981年と2016年で比べた調査では、この35年で、2時間11分から1時間12分と約1時間も減少していることがわかったそうです。

私は危機感を感じます。夜の睡眠は遊びと同じくらい大事です。そして夜の睡眠は日中にどれだけ体を動かして疲れるかに大きく影響を受けます。現代では習い事や家庭での学力的教育など、多くの選択肢があります。ですが本来子どもはとことん遊んでちゃんと食べてちゃんと寝る。これが脳と体と心を成長させる1番の方法なのです。

もちろん極端に、全ての習い事をやめて遊びだけやらせようということではありませんが、お子様がどれくらい室内でも屋外でも遊んでいるかを意識しながら、幼児期は過ごして欲しいと思います。

⑥自己肯定感と自信のある子に育つ

遊びの中には無数の「できた!」が存在します。その「できた!」の1つ1つが子どもの自信となって蓄積していきます。この1つ1つは小さくても紛れもない成功体験です。そしてその繰り返しが自信や自己肯定感を作っていくことにも繋がっていきます。

小さい頃から遊びより「勉強!英才教育!」に力を入れすぎていると、楽しく成功体験をさせにくい環境であると言えます。中には超優秀な先生が教えているとか、親御様の勉強のさせ方がめちゃくちゃハイレベルで、子どもが「楽しい!」「できた!」を連続しているような環境を作れているケースもあるかもしれませんが、超レアケースだと思います。ですから、幼少期にたくさんの成功体験をさせるために、遊びは欠かせないのです。

ここまで『遊びがなぜそんなにすごいのか』について解説させてもらいました。ここから後半では『子どもを伸ばす遊ばせ方13の原則』について解説していきます。

『子どもを伸ばす遊ばせ方13の原則』

1.遊びの幅を広く

遊びの幅を広くとは『遊びの形を決めつけない』ということです。例えば、物を使う遊びや使わない遊びもどちらも大切ですし、公園にたくさん遊具があったとしても、それで遊ばなくたって良いわけです。

もっと言えば、大きいお兄さんをただ見ているだけというのも子どもにとって大切な遊びです。お兄さんたちがどういう風に遊ぶのかをワクワクしながら見ているのも子どもにとっては遊びの時間の大切な1つの形です。さらに、子どもがひたすらアリを眺めていたり、石をただ拾っては少し見てポイッとする。これも立派な遊びです。親から見て理解できないような遊び方をしていても良いのです。

そして遊び方の幅=子どもが遊びの中でする動きの幅です。ずっとボールを投げる遊びばかりしていたら、投げることに関する基礎的な動きは習熟していきますが、他の動きは経験できないことになってしまいます。

ですから、遊びの幅を広げ、様々な外遊びや、家の中で手先を繊細に動かす遊びや、想像力を働かせる遊びなどを幅広く行うことが、子どもの能力開発にとって大事なのです。そして一番のポイントとなるのが『何かで遊ばせる』という発想を大人がやめることです。

子どもたちはたとえ何もない状況でも遊べます。そして何もない方が、自由発想で遊びを考え出し、創造力の向上に繋がります。もちろん何もない状態での遊びばかりやらせるというわけではないですが、遊びの形に子どもを当てはめようとするのは子どもを伸ばす遊びにはなりません。ですから、大人が用意するのは遊びではなく、環境と安全だけで良いのです。

2.遊びのシチュエーションの幅を広く

1つ目では遊びの幅の話をしましたが、今度は遊びのシチュエーションの幅です。つまり環境の幅ということです。

具体的には、人がたくさんいる環境と反対に人がいない静かな環境、室内と屋外の環境、屋外でも遊具などが整った環境と自然あふれる環境など多くのシチュエーションで遊ばせてあげるとその幅の分、子どもが受ける刺激の幅や、遊びの発想の幅新たな発見の幅が広がっていきます。
さらに公園は舗装された屋外の環境に該当しますが、いつも同じ公園ではなく、いつもはいかない違う公園にたまに連れていってあげるとさらに幅は広がっていきます。

そして、特に自然は大事にしてほしいと思っています。自然には世の中の原理原則が集まっています。その不規則な環境の中には他の場所では体験できない発見や不思議がたくさん詰まっています。いきなり虫が飛び出してきたり、歩く道がゴツゴツしていて歩きづらかったり、不思議な形の木を発見したり、見たことのない花を見つけたりします。

そのような子ども用に作られた訳ではない環境にいると、子どもの頭の中では圧倒的な量の①発見、②思考・想像そして③決断、④結果を繰り返すことになります。つまり

  • ①これ何?
  • ②触ったらどうなるだろう?多分こうなるかな
  • ③触ってみよう!
  • ④うわ!ベトベトしてた!

こんな感じで頭と身体を使って挑戦を繰り返すことで、自立した心や挑戦を恐れない心、そして多くの実体験をすることができるのです。世の偉人の多くが幼少期に自然で多くの時間を過ごした経験があるということも、自然で遊ぶ大切さを物語っていますよね。

3.『危ない』と『汚れる』遊びを避けない

親が用意するのは環境と安全だと先ほどお伝えしましたが、安全が大事だからといって過保護になってはいけません。もちろん命の危険がある場所でも平気で自由に遊ばせてはいけませんが、落ちたら多少痛いというような高いところなどでも、子どもが挑戦したいと言っているのであれば、やらせてあげて欲しいです。

チャレンジと失敗そしてケガはつきものです。子どもはそうやって失敗して痛みを知ることで、他の人の痛みを知ることができたり、何に気をつけるべきかも身体で体感していきます。その経験を親が奪ってしまっては、子どもを成長させる遊びにはなりません。

そして泥んこ遊びや水遊び、砂遊びのような遊びもできるだけやらせてあげて欲しいと思います。確かに汚れる遊びは後の対応が大変で敬遠しがちです。ですが、その遊びからしか得られない刺激や発見もたくさんあります。子どもはいつまでもそのような遊びばかりを好んでやることはありません。「やりたい!」と言った時に満足するまでやらせてあげて、欲求が満たされれば、他の遊びに興味が移っていくものです。

一時期、親としては大変ですが、サポートしてあげて成長の1つのステップとして経験させてあげて欲しいと思います。

4.遊んでいる時は否定語と指示語を言わない

 

子どもを遊ばせていると、どうしても「やめなさい!」「また服を汚して、洗う人のことも考えてよね!」「ボール遊びのセンスがないわね」などと否定語を言ってしまったり、「これからやった方がいいよ」「これはこう使うのが正しいよ」「その手順だと上手くいかないからこうした方がいいよ」などと指示語が増えがちです。

否定語を言われると、子どもは無意識に「〇〇してはいけない」「僕は〇〇ができない」と考えることが増えて、自由に遊んでいてもやりたいことを自由にできなくなってしまいます。その結果、想像力をはじめとした、遊びから得られる能力の向上に繋がりにくくなってしまいます。

否定語を減らすコツは、「〇〇はダメ!」と言いたくなったら「〇〇しようね」という肯定後に変換するということです。例えば「走り回らないで!」と言うのではなく「家の中は歩こうね」と言い換えるのです。これだけで否定語では無くなって、子どもの意欲へのマイナスな影響は少なくなります。

そして指示語に関して言うと、ある調査で、指示して遊ぶより、自由遊びの方が運動能力を向上させるという研究データが発表されています。子どもは滑り台に夢中になっていたかと思うと、急にどんぐりを拾い出したり、原っぱを走り出したりと、大人からするとまったく想像できないような動きをしますよね。その自由な状態で運動の基礎となる基本動作の数を計測してみると、指示した時よりも数値が倍に増えたそうです。

つまり、指示をせず自由に遊ばせた方が子どもの運動神経の向上につながるということです。なるべく意識して否定語と指示語を減らしたいですね。

5.アイコンタクトを取る

子どもが遊んでいる時は、親が常に一緒に遊ぶ必要はありません。子どもが1人で遊ぶことも大切ですし、親が関わろうとしすぎると、子どもの自由な発想がしづらくなってしまいます。ですが、一緒に遊んでいない時でも、笑顔でアイコンタクトをするということは忘れてはいけません。子どもは1人で遊んでいてもお友達と遊んでいても、ふとした時にお母さんやお父さんのことを見ています。その時にアイコンタクトをしてニコッと笑顔で微笑んでくれると子どもは安心してまた遊びに集中することができます。この時に全く気にかけてもらえていないと子どもは不安になり、親の元に戻ってしまったりするのです。子どもの様子を気にかけながら、子どもがこちらを向いたら、笑顔で対応してあげましょう。

6.作った作品は飾ったり記録してあげる

子どもが家で絵を描いたり何か工作を作ったり、そして外で、木の遊び道具を作ったりすることがあると思います。そういったものはなるべく一定期間で構いませんので、家の中に飾ってあげて下さい

飾ってもらえることで、子どもは純粋に嬉しいと感じてさらに色んなものを作ろうとクリエイティブな発想に火がつきます。何か新しいものを作り出すのが好きであることは、今後の新たな価値を生み出すことが重要となる時代、大きなアドバンテージになります。そしてさらに作った作品などは写真を撮ってアルバムに残していってあげると、自分が今まで作ったものがどんどん増えていって、大きな自信になります。

それがある程度の量になるともうそれは1つの成功体験です。本当に大きな心の財産になります。さらに昔作ったものを見返すことで、何を使ったか、どこで作ったか、どんな作り方をしたかなどを何となく思い出すことで、記憶のトレーニングにもなります。ただ作品を記録して残していくだけですが、子どもを伸ばす遊びには欠かせない要素です。

7.午後3時~5時はゴールデンタイム

身体のリズム的に外遊びや運動を積極的にしたい時間が、午後3時~5時です。目覚めてから8~9時間くらい経ち、しっかりウォーミングアップができていることもあって、体温が高まっていて、身体がよく動いて運動の効果を得やすい時間帯とされています。

このゴールデンタイムに、しっかり遊ぶことでホルモンの分泌も高まって、睡眠、食事、運動が連動した良いリズムが自然にできるようになります。この時間に遊べば、お腹も空いて夕飯も美味しく食べられたりもします!なるべくで構いませんので、意識してあげましょう!

8.意識して感情のミラーリングと五感を感じる言葉を伝える

感情のミラーリングとは、子どもとのコミュニケーションの中で「嬉しいね」「楽しいね」「不思議だね」「痛いね」「面白いね」「びっくりだね」というように子どもが抱いたであろう感情を親が言葉にして伝えてあげることです。

これを繰り返すと、親子の共感体験になります。親子の信頼関係の構築にも繋がりながら、子どもはパパママは私のことをわかってくれていると感じて、自己肯定感の向上や、さらに親から離れて頑張るパワーになったりします。

そして五感を感じる言葉というのは、「冷たいね」「気持ちいいね」「ふわふわだね」「重いね」「良い匂いだね」「きれいだね」「可愛い鳴き声だね」というように子どもが遊びの中で体験している『感覚』を言葉で伝えてあげることです。これを繰り返していくと子どもの情感が育っていきます。

人間は思考するときも、情感を感じるときも、全て頭の中で言語で表現しています。語彙が不足していると、人間の思考は単純になります。これは情感も同じです。もし子どもの頭の中に「きれい」という言葉しかなければ、可愛いものを見ても「きれい」になり、美しいものを見ても「きれい」になってしまいます。そうならないために幼少期は感覚に関係する言葉を実体験と一緒に伝えてあげることで、感覚を表現する言葉が増えていき、その結果情感が豊かになっていくのです。感情のミラーリングと五感を感じる言葉は積極的に使っていってあげて下さい!

9.ごっこ遊びを大切にする

ごっこ遊びは本当に大切です。ごっこ遊びは好きな子とそうでない子がいますが、好きな子はとことんやらせてあげて下さい。ノーベル賞の受賞者やマッカーサー財団の「天才賞」の受賞者を調査したある研究では、幼児期に「ごっこ遊び」をたくさんしていた人が多いことがわかっています。

おままごとやヒーローごっこなど、子どもが大好きな「ごっこ遊び」は、相手の立場になって考える思考力や、言語力、コミュニケーション能力を伸ばしてくれます。また、子どもが「目標を立て、計画し、タスクを継続して、注意散漫にならない」ためのスキルの発達も促すと言われています。

まずはとことんお子様の好きにやらせてあげて、お店屋さんごっこなど、親が一緒にしている遊びであれば、「身体に良いお菓子はありますか?」というように、子どもの思考をちょっと刺激する質問をしてみるとさらに考える力が育つ遊びに変わります。

 

10.超集中している1人遊びは邪魔しない

真剣に積み木を重ねたり並べたり、入り込んで物作りをしている子どもは、それだけでも頭の中で思考をめぐらせることを楽しんでいます

「積み木の上にもう一つの積み木を乗せたらどうなる?」「三つ目を乗せたら、どうして全部が崩れてしまうのかな?」そんなことを考えながら、自分の手で考えを試しているのです。そこに親が話しかけたり、アドバイスをしてしまうと、子どもの自主的な思考はストップしています。ですから、危険なことをしているとき以外は話しかけないことをオススメします。

そして子どもから質問や「見て見て!」と声をかけてきたときだけ対応しましょう。できるだけその場ですぐに対応してあげることで、子どもの集中や探究心を阻害することなく遊びが続きます。そして、1人遊びは始め方も重要です。1人で遊ばせたいから放っておくのではなく、自発的に集中し始めたから邪魔せず見守ってあげるという始まり方をするのが理想です。子どもの表情をよく見て、いつも以上に真剣で入り込んでいる様子であれば、一切言葉も手も出さず、見守りに切り替えていきましょう。

11.室内での遊びは指先を繊細に使う遊びを必ず取り入れる

指先は第二の脳と呼ばれています。幼少期に指先を細かく繊細に使う遊びなどをたくさん行うことで、脳がグングンと活性化していくことがわかっています。手先の器用さ、いわゆる巧緻性を高めると、運動能力、記憶力、思考力、コミュニケーション能力などが高くなり、賢い子に育つというデータも多くあります。

ですから、幼少期は身体をたくさん動かす×指先を使った繊細な遊びを行っていくべきなのです。そのためには折り紙やあやとり、ビーズ遊びやレゴ、積み木、ブロック遊びなどがオススメです。これらは積極的に取り入れ、指先からガンガン脳を育てていきましょう。

12.10歳までにリズムとバランスの遊びを積極的にやる

最も運動能力が伸びていくのが大体10歳くらいまでと言われます。つまり、10歳までに様々な動きを経験しておくことで、その動きを10歳以降も上手に行うことができます。

特にリズムバランス感覚のように運動のセンスに直結する遊びは積極的に行いましょう。理想は6歳くらいまでにたくさん経験していくことが大切だと、子どもを指導している経験からは感じます。もちろんそれ以降でも遅いということはありません。例えば、ケンケン、ボール投げ、縄跳び、平均台などの細い場所を歩く、スキップ、片足バランスなどは積極的にやらせてあげて下さい。

13.知育遊び

ここまで、遊びの重要なポイントの全体像をお話ししてきましたが、私は幼児教育の講師をしていて、勉強ですら遊びの中に取り入れるべきだと強く感じています。それを具体的に行うために、ご家庭でできる知育遊びというシリーズ動画を作っています。

幼児期から小学校低学年の勉強の肝は、出題されている内容を頭でイメージできるかどうかです。そのためには遊びの中で、実体験をしていくことが何より大切です。自由な環境で幅広いシチュエーションで幅広い遊びをしているだけでも経験できるものはたくさんありますが、意図して親が用意してあげないと経験できないものもあります。

ですから、興味のある方はこちらの知育遊びシリーズの動画もよかったらご覧ください。全てこの知育遊びにしてしまうのは大反対ですが、時折取り入れてあげることをオススメします。

You Tube・子育て勉強会 TERU channel 「家庭でできる育脳・知育講義

以上が『子どもを伸ばす遊ばせ方13の原則』でした。本当に長い内容になってしまいましたが、私がこれまで多くの子どもたちを見てきて重要だと思った遊びの考え方を全てお伝えしました。一度でこの内容を全て実践できるところまで持っていくのは難しいと思いますので、この後のまとめをスクショなどして頂いて構いませんので、時折振り返って頂き、子育ての中で実践して頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました。

まとめ

遊びで天才を育てるために
親が意識すべき13の原則

 

遊びがなぜそんなにすごいのか

  • とにかく集中力・創造力・発想力は遊びで育つ
  • 人間性のバランスが育つ
  • 遊びは刺激と実体験の宝庫
  • 学ぶ力が育つ
  • 思いっきり遊ぶことで夜の良い睡眠にもつながる
  • 自己肯定感と自信のある子に育つ

『子どもを伸ばす遊ばせ方13の原則』

  1. 遊びの幅を広く
  2. 遊びのシチュエーションの幅を広く
  3. 『危ない』と『汚れる』遊びを避けない
  4. 遊んでいる時は否定語と指示語を言わない
  5. アイコンタクトを取る
  6. 作った作品は飾ったり記録してあげる
  7. 午後3時~5時はゴールデンタイム
  8. 意識して感情のミラーリングと五感を感じる言葉を伝える
  9. ごっこ遊びを大切にする
  10. 超集中している1人遊びは邪魔しない
  11. 室内での遊びは指先を繊細に使う遊びを必ず取り入れる
  12. 十歳までにリズムとバランスの遊びを積極的にやる
  13. 知育遊び
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

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家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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