子育てのお悩み解決

お金の教育『お駄賃をあげていい場合と、お駄賃から抜け出す2つの方法』

家庭教育アドバイザーのTERUです。いつもご覧頂きありがとうございます。先日こちらの記事で私が考える『子どものお金の教育』について解説させて頂きました。その際に皆さんから頂いたコメントやTwitter等のリプを拝見して、1点お伝えしてなかったなと感じた部分がありました。それは『お駄賃』についてです。

この記事では前半でお駄賃をあげて良いケースについてご紹介して、後半では、お駄賃の制度をやめたい!と思った時に上手に抜け出す2つの方法についてご紹介させていただきます!

念を押しておきますが、お金の教育は色んな形があります。ですから私の考え方が絶対正解というものではありません。私の考えをお聞きいただいた上で、ご家庭の方針としてちゃんと対応していけば問題ないと考えていますので、それを前提に参考の1つとしてお聞きいただけたら幸いです!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「お金の教育『お駄賃をあげていい場合と、お駄賃から抜け出す2つの方法』」

お駄賃をあげていい場合とはどんな時?

以前の記事で、ご家庭内でお子様が当たり前にやらなくてはいけないお手伝いとか、自分の宿題をこなしたことなどへ、お金でお駄賃をあげるのが良くないということをお伝えさせていただきました。

その理由は、『お金は誰かの問題を解決したり、価値を提供することによって初めて得られるもの』であり、当たり前にやらなくてはいけないことにまでお金がもらえるという感覚は長期的にメリットが無いと私は考えているからです。もっと言えば、お手伝いのお駄賃は『感謝』だと思っています。

自分が人のために行動したことで喜んでもらえた。自分がお掃除をしたら、家族のみんなが「きれいになって嬉しい!ありがとう!」と感謝してくれた。これは人が生きる上で超重要なモチベーションです。お手伝いはそれを教えるための最も効果的なツールです。その子どもにとっての報酬が『感謝』から『お金』に変わってしまうことは、子育てにおいてもったいないことだと私は考えています。

これはきれいごとと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に大事だと思っています。ですから私の基本スタンスはお金はお駄賃ではなく、お小遣いとして定額を渡していき、お子様が大人になって必要なお金を管理する力を育てる機会にして欲しいと思っています。

ではお駄賃は一切あげてはいけないのでしょうか?実はご家庭内の一見お手伝いと思われるものでも、お駄賃をあげていい場合があると思っています。それはそのお手伝いがちゃんとお金を生んでいるケースです。例えばご家族で自営業をされているとか、農家をされているとか、家庭内にお金を生む仕事がある場合。それはお子様がする行動がちゃんとお金を生み出すことに直結していますから、お駄賃をあげてもいいですよね!

もちろんお駄賃をあげないといけないわけではないですが、労働の1つに近いものですから、例えばゴミ捨てで10円とか、お掃除で10円とかそういったものよりは、お金の論理をちゃんとお子様に棲み分けして伝えられるお駄賃のあげ方だと思います!自営業ではなくても、お父さんお母さんの会社の仕事を手伝う機会があれば、それもお駄賃OKです!例えば書類の通し番号が全部合っているか確認するとかそんな小さなことでも労働です!

その際のポイントはちゃんと明確にお駄賃が発生する理由を伝えていくことがお金の教育としては大切です。

〇〇くんが書類の整理をしてくれるおかげで、会社のみんながスムーズにMTGができるんだよ。
そしてMTGがスムーズに進むと、みんなのお仕事がやりやすくなったり、コミュニケーションが上手に取れたり、お父さんも今までよりも頑張って働くことができるんだ!
それがお父さんの会社の売り上げを上げることにもちょっとずつ繋がるんだよ!だから手伝ってくれてありがとう。お礼に10円


という感じですね。この言い方であれば、お子様はちゃんと「自分がしたことがお金を生み出しているから自分はお金がもらえた」ということが比較的わかりやすく理解できるのではないかと思います!

お駄賃から抜け出す2つの方法

ではすでにお駄賃制度を導入していて、そこから抜け出して、完全にお小遣い制度へ移行していきたい!と考えていらっしゃる方へ、【お駄賃から抜け出す2つの方法】をご紹介します。ちなみにもちろんですが、そもそもお小遣い制度を推奨するのは私の考えですから、「うちはお小遣いではなくお駄賃に価値を感じているからそれを続けます!」という方は、ここからの内容は全く有益ではないと思いますので、ご了承下さい。

①誕生日や進級、新年のタイミングを利用する

すでにお駄賃制度でお子様が日々頑張ってくれている場合、そこから切り替えるきっかけとして一番わかりやすいのが誕生日や進級、新年などのタイミングですよね!○歳になってから、○年生になったから。などこれをきっかけに使うことで、ただ「お駄賃はこれからなしね!」という伝え方をするより、圧倒的に子どもは受け入れやすくなります。その際のポイントは『子どもを大人として扱う』ということです。

例えばお子様が小学生になったタイミングでお駄賃をやめようと思った場合、

〇〇くん!小学校進級おめでとう!これからはお父さんたちと同じ大人の仲間入りだね!これからはお父さんたちと同じように大人のルールで一緒に頑張っていこうね!


とまずは伝えます。そう伝えることで、子どもとしても「今までと違う自分になるんだ!」ということと、そして「大人の仲間入り」という良いモチベーションを与えてあげることができます。

そして次に

〇〇くん!これはお父さんとお母さんからプレゼント!

と伝えて子ども専用のお財布をプレゼントします。そして

これからはお手伝いをしてくれたらお駄賃ではなく、お父さんやお母さんと同じように月に1回のお小遣いを渡していくからね。自分で考えて大切だと思うものに使ってね

と伝えましょう!ちなみに「大人の仲間入り」という言葉にちょっと抵抗があるなと感じる場合は「お兄さんお姉さんの仲間入り!」でも良いですね。

このような伝え方であれば、お駄賃がなくなることに対して抵抗なくお小遣い制度へ移行できる可能性は高いと思います!この方法ではなくても、今まであったものが無くなるというイメージではなく、今までよりもレベルアップすると子どもが感じる演出をしてあげることで、お駄賃から抜け出すことができると思います!

これが1つ目の方法ですが、今の方法で上手にお小遣いに移行しても、正直今までお駄賃でお手伝いを頑張っていた子はモチベーションが下がってしまう可能性は高いと思います。それはどうしようもありませんし、正直しょうがないことです。そこからまたお手伝いのモチベーションを1から育てていきましょう。

具体的には3つくらいあって、1つ目は、感謝を逃さず伝えていくこと。その減ったお手伝いの機会の中でも、お手伝いをしてくれた時を見逃さず、「ありがとう」と積極的に感謝を伝え、本来のお手伝いの喜びを教えていってあげましょう。

そして2つ目は、お手伝いが楽しくなるように工夫すること。具体的にはお手伝いの時に笑顔を心がけたり、多少のミスや間違いを指摘しないこと、親子で楽しく会話をしながら行うことなどですね。

そして3つ目は何をお手伝いするのかを選ばせるということです。

今からみんなでお掃除するけど、〇〇ちゃんはどれやってくれる?

とか

洗濯物と掃除機かけどっちやってくれる?

などと子ども自ら選んでいくことで主体性が生まれていきます。そういったことを心がけながら、お手伝いなどのモチベーションも上げていきましょう!もちろん勉強などにお駄賃をあげていた場合はもっとハードだとは思いますが、こちらも同じく、他の動機を作っていってあげることが必要です。勉強の動機付けの方法はこの動画では話しきれませんので、割愛しますが、こちらのやる気の引き出し方の動画が参考になるかもしれませんのでよかったらご覧下さい!

とはいえそのガクンと下がったモチベーションを何とかしたい!と強く願う方への方法が次の方法です。

②お駄賃をお金からものに置き換える

先程の1つ目の方法では、お駄賃からお小遣いへ一気に切り替えていきましたが「それはさすがに子どものモチベーションを考えると選択できない」と考える方は、せめてお手伝いや勉強を頑張ったことへの報酬をお金からものに変えていきましょう!特にオススメなのが『くじ引き』です。これは先程のやる気の動画の中でも話していますが、くじ引きはご褒美としてはランダム性がありモチベーションの持続率が高く、そして依存度も他のご褒美と比べて低いことがわかっています。

ですからもしお金の代わりにものによるご褒美を継続してあげたいということであれば、例えばお手伝いをしたらくじ引き券がもらえて、そしてそれを10枚集めるとくじ引きが1回引けて、それに応じた商品をゲットできるみたいな仕組みを私はお勧めします!さらに詳しいくじ引きなどの仕組みは先程の動画で詳しく話していますので、そちらをご覧下さい!

本日の内容は以上です。お駄賃とお小遣いの選択はかなり迷われる方もいらっしゃいますし、別に両方両立してはいけないということでもありません。ですが、お駄賃はお金の教育の観点から、ぜひ正しい使い方をしてあげて欲しいと思っています!今回の内容が何かヒントになれば嬉しいです!最後までご覧頂きありがとうございました!

まとめ

お駄賃をあげていい場合と、
お駄賃から抜け出す2つの方法

 

【お駄賃をあげていい場合とはどんな時?】

そのお手伝いがちゃんとお金を生んでいるケース
・自営業の手伝い
・農家の手伝い
・親の仕事を家庭内に持ち帰った際の手伝い
など

【お駄賃から抜け出す2つの方法】

  • 誕生日や進級、新年のタイミングを利用する
    1)大人の仲間入りということを伝える
    2)お財布などのプレゼントをきっかけにお小遣いへのモチベーションを上げる
    3)お小遣いに変わることを伝える
  • お駄賃をお金からものに置き換える
    オススメはくじ引きの制度を活用する!
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

私のYoutubeチャンネルでは、子育てを頑張るお父さんお母さんや子どもの教育に関わる方向けに『子どもを成長させる子育て』にフォーカスを当てて、毎週6本の動画をUPしています。興味がある方は、以下のYou Tubeチャンネルをご覧ください!

家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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