子育てのお悩み解決

子育ての悩み『子どもが人の話を聞けない問題』を解消する15の方法

家庭教育アドバイザーのTERUです。いつもご覧頂きありがとうございます。今回は『子どもが人の話を聞けるようになる15の方法』ということでお話ししていきたいと思います!「子どもがちゃんと話を聞いていない!」「何度言っても親の言うことを理解していない!」と悩んでいる方は多いかと思います。そんな方のヒントになれば幸いです!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「子育ての悩み『子どもが人の話を聞けない問題』を解消する15の方法

子どもが人の話をちゃんと聞けるようになるためには、聞ける心と、聞ける能力の両方を育ててあげる必要があります。聞く力があっても、聞く気がないと人の話は聞けませんし、聞く気があっても、聞く力がなければ同じように聞くことはできません。この両方は日頃の生活の工夫親の行動、そして簡単なトレーニングで育てていくことができます。

今回は聞ける心を育てる6つの方法聞ける耳を育てる9つのトレーニングの全部で15個の取り組みをご紹介します。今回の内容は正直今まで発信してきた内容とかなり重複しますし、皆さんからみて当たり前と感じること項目も多いと思います。ですが、その当たり前のことや、どんなものにも共通する部分をどれだけちゃんとできるかが、お子様の聞く力を始めとした、お子様の成長につながっていきますので、確認のつもりでご覧いただけたらと思います!

聞ける心を育てる6つの方法

① 日頃から親が子どもの話をたくさん聞く

実は子どもが話を聞くことができるようになるには、日頃からどれだけ話を聞いてもらえているかが大事になってきます。日頃からちゃんと話を聞いてもらっている子はコミュニケーションを取ることが好きです。

話すことも聞くこともコミュニケーションが好きという気持ちから始まりますから、まずはコミュニケーションを取ることが好きという心を育ててあげることが大切です。そのためには大人が子どもの話をたくさん聞いてあげることが一番の方法です。ですが、ただ聞くだけでは子どもは聞いてもらえていると感じない場合もありますから、正しい聞き方を学んだことがないという方は、こちらの「アクティブリスニング」の動画を参考にしてみて下さい。

② 親がガミガミクドクド子どもに話さないことを心がける

これは実は私の経験上結構多かったりするのですが、お子様が「全然人の話を聞けない」と悩んでいる方は、お子様に日頃からクドクドと色んなことを指示したりガミガミ叱ったりしている傾向があります。その結果お子様が聞くことが嫌になっているというわけです。言い換えると自分を守るためにあえて親の言葉をスルーしていると言っても良いですね。こういった状態になっていないか、親の言動を振り返るのも、子どもの聞く心を育てるにはとても大切です!

③親が他の人の話を熱心に聞いている姿勢を見せる

子どもは親の鏡と言われて、幼少期に子どもが身につける言動の多くは親の見本を見て学んでいきます。人の話を聞くという行動も全く一緒です。親が他の人の話を聞くときの姿勢や相槌、聞くときの熱量なども親の見本がそのまま子どもにコピーされていきます。話を聞けない子の親は、両親同士、日々ちゃんとお互いの話を聞き合うコミュニケーションができていない場合も多いです。家族の中でもちゃんと話を聞く姿勢を意識していきましょう。

④ちゃんと聞いていた時は褒める。そして感謝を伝える

皆さんは子どもが話を聞かなかった時は叱るのに、子どもが話をちゃんと聞けた時には無反応そんな対応を子どもにしてしまっていませんか?もしかしたら意識しないとほとんどの方がそうなってしまっているかもしれませんね。こんな対応をしていては、子どもはちゃんと聞こうという気になっていきません。

できなかったことができたら、褒める。これは子育ての基本です。聞くという行為は当たり前と捉えられがちですが、紛れもなくできなかったことができたという、褒めるべき行為です。ただ、褒めるだけではなく、プラスしてIメッセージを伝えるようにしましょう。感謝の言葉が一番良いと思います。

例えば

〇〇くん、最後までお話が聞けたね。最後までちゃんと聞いてくれてお母さん嬉しかったよ


という感じです。「〇〇くん最後までお話が聞けたね。」が褒める部分で、「最後までちゃんと聞いてくれてお母さん嬉しかったよ」の部分がIメッセージです。褒められるだけだと人間は褒められるために行動をするようになります。ですが、Iメッセージを付け加えることで人の役に立つ喜びを感じることができます。そうすると話を聞くという行為は人を喜ばせられるんだ!という強い動機につながるのです。

⑤人の話を聞く大切さが題材の絵本を読み聞かせる

子どもが人の話を聞けるようになるには、話を聞くことの大切さを理解する必要があります。その方法は色々ありますが、私が最も効果が高いと感じるのは絵本です。人の話を聞くということが題材の絵本はたくさんありますので、お好きなものを選んでお子様に読み聞かせてみて下さい。大人が「話を聞こうね。なぜならば・・・うんぬんカンヌン」と伝えるより何倍も効果が高いのは間違いありません。私のオススメは、こちらのこんのひとみさんの「くまのしんぶんきしゃ」です。話を聞く面白さや大切さがわかる絵本です!

話を聞く面白さや大切さがわかる絵本です

⑥人の話を聞くことの素晴らしさを伝える

絵本が効果的とはいえ、大人もちゃんと聞くことの素晴らしさを伝えていって欲しいと思います。伝えていって欲しいメッセージは、人は話を聞いてもらえると大きな幸せを感じるということと、話をたくさん聞くと色んな人のパワーが自分に入ってくるという2つかなと思っています。こういった話は子どもが話を聞かなかった時にするのではなく、日頃から親子関係の良いときにするのがポイントです。

例えば食事の時に、楽しく会話しながら、

〇〇くん、話を聞くって本当に大切なんだよ。お父さんもお母さんも、お友達も先生も、話を聞いてもらえるととても幸せな気持ちになるんだよ。人はみんな話を聞いてもらうのが大好きなんだ。〇〇くんも人の話をたくさん聞いてみんなに幸せになってもらえるようになろうね。そして、色んな人の話を最後までちゃんと聞くと、その人からたくさんのパワーがもらえるからね。


とこんな感じで伝えて下さい。私的なポイントとしては、今のように身近な人の名前を出すことと、パワーという子どもがイメージしやすい表現をすることです。小学生くらいであれば、たくさんの知識がもらえて、知らないことを知ることもできるんだよ。などと具体的なことを伝えても良いです。ぜひ日頃から何度も伝えていきましょう。

聞ける耳を育てる9つのトレーニング

① ボキャブラリーの量を増やす

子どもが話を聞けない理由に、ボキャブラリーが少なくて理解できていないということも考えられます。「何でこの子は話が聞けないんだ!聞く気がない!」ではなく、ただボキャブラリー不足な可能性もあるのです。そんな時にオススメなのが絵本や本読みです。やはり絵本が最強です。幼児期であれば、読み聞かせをしながら自分で読める絵本も少しずつ読ませていき、小学生であれば徐々に文字だけの本にも挑戦していくことで、子どもの中のボキャブラリーの量はどんどん増えていきます。

本好きは天才の条件とも言われます。ボキャブラリーを増やすということは絵本の効果のほんの一部ですので、絵本の読み聞かせをしていない、たまにしかできていない、本人もたまにしか本を読まないのであれば、絵本に触れる機会を増やしていくことをオススメします。

ここでは詳しく触れませんが、絵本を好きになるには『子どもの好きなものを選ばせて読ませる』『絵本をすぐに手にできる環境を作る』『できるだけ毎日読み聞かせをする』『親が読書する習慣を持つ』『読むことより親子のコミュニケーションのために絵本を使う』この5つができると本好きになりやすいですので試してみて下さい!

② 間違い探し遊び

聞く力というと耳や音、言葉に関することばかりが浮かびがちですが、実はもっと根本の大切なことがあります。それが「静かに集中して人を見る姿勢」です。これができないと人の話をちゃんと聞けなかったりします。それを育てるのがこの間違い探し遊びです。

やり方はとても簡単で、親が一旦自分の姿を子どもに見せて観察させます。そして一旦子どもが見えないところに移動して、持っているものや身につけているもの、着ているもの、髪型などの一部を変えます。そしてもう一度子どもの前に行き、子どもはさっきとどこが違うかを探して当てます。これは言葉を発しているわけではありませんが、子どもは聞くことと同様に、相手に意識を向けて集中して相手から情報を読み取る練習になります。子どもが答えるばかりではなく、子どもが出題者になるのも面白いですね!

③音探しゲーム

音探しゲームとは、家の中でTVなどの音を全て消して、「お母さんとどっちが多く音を探せるか勝負しよう!」という遊びです。日頃は気にならない時計のカチカチっという音や、外で鳴く鳥の音、上の家に住んでいる人の足音などを感じたら、教え合っていきます。

これは純粋に聞く耳のトレーニングですが、たまにやると面白いゲームですので、ぜひ試してみて下さい!実施したご家庭のお子様から「先生!こんなに色んな音が家の中にあるって知らなくてびっくりした!」と報告があったり、お母様から「何かと聞くということに対して敏感になってきました!」との報告があったりと、中々良いトレーニングだと実感しています!

④伝言ゲーム

これは説明は入りませんよね。話をちゃんと聞くということは、聞いて、覚えて、それを伝えられないといけません。伝言ゲームはまさに聞く耳を育てるにはうってつけのゲームです。中々ご家庭で伝言ゲームをする機会は無いと思いますが、できるなら家族でやってみたり、お友達が遊びにきた時にやってみると良いですね。

⑤聖徳太子ゲーム

これも結構有名なので知っている方も多いかと思いますが、その名の通り、聖徳太子のように複数名の人が言ったことを全て当てるゲームです。例えば、お父さんとお母さんとお兄ちゃんが同時に単語を言い、それを弟が全部当てるという遊びです。「せーの、〇〇!」と一瞬で複数の言葉が耳に入ってきますからより集中しなくてはいけませんので、聞く耳を育てるにはもってこいの遊びです!

⑥時々復唱させる

これは非常に簡単な日頃からのコミュニケーションですが、時々、「今お母さんが言ったことを言ってみて」という感じで、親が言ったことを子どもに復唱してもらいましょう。もちろん問い詰めのような感じではなく、普通ににこやかに聞いてあげて、言えたら「ちゃんと聞いてたね!完璧!」というように褒めてあげて下さい。それによって少しずつ話を聞く意識が芽生えていきます!これを毎回やっていると子どもは反対に嫌になってしまいますから、時折にしていきましょう!

⑦しりとり

これは言うまでもありませんね!しりとりは相手が言ったことをちゃんと聞いて覚えておかなくてはいけませんから、聞く力を育てる1つのトレーニングです!

⑧子どもに相談する

私は他の動画でも親が子どもに相談をすることを度々推奨していますが、聞く力を育てるためにも相談は有効です。親から何か指示をされてそれを聞かなくてはいけないのと、親からの相談を聞いてそれに対して自分が答えなくてはいけないのでは、聞くという行為のレベルが全然違います。「公園に何時から遊びに行く?」「今日のご飯は何食べたい?」「どっちの洋服着ていく?」というように日常の中の些細なことを子どもに相談することで、聞く力はどんどんと育っていきます!

⑨1日1回の「今日教わったこと」報告会

子どもが幼稚園や小学校に通っているのであれば、1日の終わりに今日教わった良いことを報告することを定例にしていくと聞く耳が育っていきます。例えば毎日食事の時間にその日に誰かから聞いた、もしくは教わった良いことを子どもも親も1つ言い合うということです。

子どもは「今日友達からポーカーのやり方を教えてもらったよ!」とかでもいいですし、親であれば、「今日会社の先輩から、挨拶することが大事だって教えてもらったよ。目を見るとちゃんと相手に伝わるんだって」などと子どもの教訓になるようなことを伝えられるといいですね。最初は子どもはどうでも良いようなことしか言えないかもしれませんが、繰り返していく内に、共有してくれる話が変化していきます!

この取り組みのメリットは、まず子どもが人から話を聞くのが楽しくなるということです。この会を楽しいと感じられれば、今日は何を報告しようかワクワクしながら日々人の話を聞くことができます。あとはその会を通じて聞く力だけでなく、子どもにたくさんの学びの機会を作れるということです。これは聞く練習が目的ですが、それと同時に日々大人の学びを共有する機会になり、それを1年365日聞き続けた子の成長は計り知れません。

そして、子どもに日々人から学ぶという良い習慣を身につけさせることもできます。どんな人からでも学ぶことのできる習慣は最強の習慣だと思います。これに取り組むご家庭からは、子どもの学ぶ意欲が上がったとか、興味の幅が広がったとか、他にも親も人から学ぶという習慣ができたなどと、良い報告を頂いています。これをやるときのポイントは、とにかく楽しい雰囲気でやることと、どんな報告でも「へーそうなんだー!」と親が子どもから学ぶ姿勢を子どもに見せるということです。やることが義務!みたいにならないように良い雰囲気でおこなってほしいと思います!

以上が聞ける耳を育てる9つのトレーニングでした。いきなり全部を実践する必要はありませんから、できそうなものをまずは1つ実践していただけたら嬉しいなと思います!最後にまとめを表示させてもらいます。皆さんが具体的に実践していただくためにご活用頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました!

まとめ

子どもが人の話を
聞けるようになる15の方法

 

【聞ける心を育てる6つの方法】

  1. 日頃から親が子どもの話をたくさん聞く
  2. 親がガミガミクドクド子どもに話さないことを心がける
  3. 親が他の人の話を熱心に聞いている姿勢を見せる
  4. ちゃんと聞いていた時は褒める。そして感謝を伝える
  5. 人の話を聞く大切さが題材の絵本を読み聞かせる
  6. 人の話を聞くことの素晴らしさを伝える

【聞ける耳を育てる9つのトレーニング】

  1. ボキャブラリーの量を増やす:絵本や読書が基本
  2. 人の格好の間違い探し遊び
  3. 音探しゲーム
  4. 伝言ゲーム
  5. 聖徳太子ゲーム
  6. 時々親の言葉を復唱させる
  7. しりとり
  8. 子どもに相談する
  9. 1日1回の「今日教わったこと」報告会
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

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家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
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