子どもを成長させる子育て

子どもの自己肯定感を高める子育て10の方法

家庭教育アドバイザーのTERUです。いつもご覧頂きありがとうございます。今回は『子どもの自己肯定感を高める10の方法』ということでお話ししていきたいと思います!子育てについて勉強していると、多くの方が辿り着くのが、『自己肯定感』という言葉だと思います。“自己肯定感が子どもの一生を決める!”とまでいう教育者もいるくらいですから、それだけ重要なものであることは間違いないと思います。

ですが私は自己肯定感が高い低いにあまり一喜一憂する必要はないと思っているのも正直なところで、あまり自己肯定感という言葉に縛られすぎず、子どもの自己肯定感が高まるであろう親の行動を可能な限り意識して日々子育てをしてあげるくらいで良いと思っています。今回は子どもの自己肯定感を高めるために大事だと言われることご紹介していきますので、できる部分から取り入れてみて欲しいと思います!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「子どもの自己肯定感を高める子育て10の方法

そもそも自己肯定感ってなに?

自己肯定感を簡単にいうと『欠点や短所も含めて自分で自分のことを好きになれて、自分は大切にされていい価値のある人間だと思える心』です。

自己肯定感が高い人は

  • 何事もまずやってみよう!という行動力があったり
  • 物事を素直に受け入れられたり
  • 物事を肯定的に捉えられたり
  • 心が安定していたり
  • 自分にも他人にも優しくなれたり
  • ストレスにも強い

ざっくりいうとこのような特徴があります。確かにこれらの要素を持っていれば、人生も豊かになり、どんな場面でもどんな場所でも成功に近づくことができるのは間違いなさそうですよね!ちなみに自己肯定の反対は自己否定です。そして自己否定の究極は何でしょうか。それは自殺です。人は全く自己肯定する材料が無くなってしまうと、生きている意味を見失ってしまいます。暗い話になってしまいましたが、自己肯定感がなぜそれほど注目されて、大切だと言われるのかをご理解頂けたと思います。

2015年の日本の高校生に行ったある調査から、日本人の自己肯定感の低さが見えてきます。日本・アメリカ・中国・韓国の高校生に「自分はダメな人間だと思うことがあるか」というアンケートを取ったところ、日本の生徒の7割は「とてもそう思う・まぁそう思う」と回答しています。それに対して中国は56.4%アメリカは45.1%韓国は35.2%でした。教育の環境や社会環境や、日本人の謙虚な気質など、様々影響の要素はありますが、日本人は、総じて自己肯定感が高くないということが明らかになっています。

自己肯定感を高めるための方法

ではここまで自己肯定感について説明してきましたが、ここからは自己肯定感を高めるための方法についてご紹介していきます!

自己肯定感は『人生の初期に自分を保育してくれる人たちに愛されることによって、身につけることのできる感情』です。つまり、幼少期・子ども時代に親からどれだけの愛情を与えてもらったかが大きな要素となると言われています。これからご紹介するものは当たり前のものもありますが、できているものは再確認。これまであまり意識できていなかったな。というものは少しずつ取り入れて頂けると嬉しいです!

①赤ちゃんは抱っこ・触る・笑顔・話しかける

まずは0〜1歳くらいに関するポイントです!この時期にできる自己肯定感向上に繋がる取り組みは、シンプルで、『抱っこ・触る・笑顔・話しかける』このような、やると良いと言われている赤ちゃんとのスキンシップをたくさん取ってあげることです。これだけでOKです!愛情ある触れ合いをしていき、親子の信頼関係を作っていくことがまずは大事ですね!

②3つのコミュニケーションで自己肯定感を育てる

これは言葉でコミュニケーションが取れるようになってきてからの方法です!自己肯定感を育てるには、たくさんコミュニケーションを取ることが欠かせません。私がオススメするのは

  • 子どもの話を最後までちゃんと聞くこと
  • 親子で一緒に何かをすること
  • 子どもの言動を認める声かけをする

ということです。

1つめは子どもの話を最後まで聞いてあげることで、子どもに

あなたに興味を持っているよ
あなたのことを大切に思っているよ
あなたを信用しているよ

ということを伝えることができます。話を聞いてもらえないと感じたり、途中ですぐに親が話し始めたりすると、「僕のことを信用していない」と感じてしまい、反対に自己肯定感を下げるコミュニケーションになってしまいます。まずは自己肯定感を難しく考えず「できる限り話を聞いてあげよう!」という意識で日々お子様と接してあげて下さい!

2つめ、『親子で一緒に何かをする』ということも自己肯定感を上げることに繋がります。一緒に遊ぶ。一緒に何かを作る。一緒に勉強をする。一緒に出かける。一緒に運動をする。それらを通じた心や体の触れ合いから、私は「愛されている」と感じることができます。それが自己肯定感の向上に繋がります。

そして3つ目は子どもの言動を認める声かけをするということです。子どもの自己肯定感を上げるなら『褒める』ばかりではなく『認める』言葉がけが大切です。『褒める』は、ざっくりいうと子どもが前と比べて良くなったということを伝える行為ですが、『認める』は、子どもの存在そのものを認める行為です。

例えば

いっぱい遊んだね
今日は残さず食べたね
今日は赤のシャツにしたんだね

などと、子どもを観察して気づいたことや、ちょっとした変化を伝えていくんです。

それによって、子どもに「あなたをいつも見ていますよ」「あなたに関心を持っていますよ」というメッセージを送ることができます。まずはこの1)子どもの話を最後までちゃんと聞く2)親子で一緒に何かをする3)子どもの言動を認める声かけをする。の3つをぜひ大切にしてあげてほしいと思います!

③自然体験とお手伝いをたくさんさせる

ある体験活動と自己肯定感の関係性を調べた調査で、自然体験と、お手伝いを多く経験した子は自己肯定感が高いという結果が出ています。

自然体験が豊富な子の内、自己肯定感がやや高い以上の結果になった子が全体の61.1%いたのに対して自然体験が乏しい子の内、自己肯定感がやや高い以上の結果になった子が全体の29.7%でしたそしてお手伝いの経験が豊富な子は、自己肯定感がやや高い以上の結果になった子が全体の63.4%いたのに対して、お手伝いの経験が乏しい子は、自己肯定感がやや高い以上の結果になった子が全体の22.4%でした

小さい頃から、自然体験やお手伝いを通じて様々な挑戦や成功体験を繰り返してきたことで、自分はできる。という心が育っていることが大きな要素だと私は考えています。この2つは小さい頃から積極的に経験させてあげられると良いですね!

④ため息に気をつける

4つ目はいきなりすごく細かいことなのですが、ため息って子どもはすごく不安になったりするんですよね。

何かお母さんが困っているのかな。何か怒ってるのかな。

と子どもは色々と考えてしまいます。そして親のため息がしょっちゅうあると子どもは何だか自信がなくなって寂しくなってしまいます。それが長期的に見ると自己肯定感を下げてしまうことになってしまうかもしれません。ですのでため息はなるべく控えましょう。と言っても難しいこともあると思いますので、ただ意識だけでため息をなくそう!と考えるだけではなく、ため息をついてしまう原因となっていることを解消していくことも大切にしていけると良いですね!

⑤子どもに無償の愛を伝える3つの言葉

自己肯定感を育てるには、子どもに無償の愛を伝えて、「〇〇ができるあなたが好き」ではなく、どんな僕でもお母さんお父さんは愛してくれている。と子どもに感じてもらうことが大切になってきます。そのために、次の3つの言葉を私は大切にしてあげてほしいと思っています。

1つ目は

パパもママもあなたが大好きだよ

2つ目は

パパもママもいつでもあなたの味方だよ

3つ目は

パパとママのところに生まれてきてくれてありがとう

この3つです。こんなこと照れ臭くて言えないと思う方もいるかもしれません。ですが、お願いです。この言葉は本当に子どもの心を暖かいものにする大切な言葉なので我慢して言ってあげてください。我慢してって言うのは変ですが、思いを込めて伝えてあげて下さい。この言葉は、ぜひ生まれた時から伝えてあげて欲しいです。まだ言葉のわからない0歳からです。もっといえば胎児のうちからでも良いですね。子どもの成長と寄り添うようにこの言葉を伝え続けてあげると、子どもの自己肯定感はちゃんと育っていきます。

⑥子どもの自己肯定感を下げる言葉を使わない

反対に次の3つのような言葉は子どもの人格の否定や存在に否定になってしまい、自己肯定感を下げてしまいます。

信じられない!
何でこんなこともできないの?
そんなことする子はうちの子じゃありません!

これらは子どもを鼓舞したり、親が思う行動をさせたいがために使ってしまう言葉だと思います。ですが、これらの言葉の影響は強すぎます。自分の存在や能力を根底から否定されてしまう言葉ですので、使わないことを私は強くオススメしたいです。

⑦抱きしめて無償の愛を伝える

もう一つ無償の愛を伝える方法があります。それは『抱きしめる』ということです。抱きしめることは、最も子どもに愛を伝えることのできる行為です。抱きしめる時のポイントは何かあったから抱きしめるのではなく、無条件に抱きしめてあげるということです。小さい頃から「大好きだよ」と良いながらたくさん抱きしめてあげて下さい。

無言でぎゅーっと抱きしめてあげるでもOKです。褒めるために抱きしめるのではなく、愛を与えるために抱きしめる意識を大切にしていきましょう。

⑧長所をとことん伸ばす

長所をとことん伸ばす。私はこれほど自己肯定感もそうですが、子育てにおいて大切なことはないと思っています。子育てをしていると、どうしても子どもの短所が目について、その短所を克服しようとしがちです。ですが、子どもを伸ばし、自己肯定感を育てようと思ったら、長所を伸ばすことに集中してほしいなと私は考えています

長所が伸びていくことで、子どもはその分野で成功体験を積むことができます。周りから一目置かれる得意分野ができれば、周りから認められたり、尊敬されたりすることで、自信が出てきます。その自信が自己肯定感を育て、そして短所の克服にもつながるのです。

これはストッキング理論などと言われますが、ストッキングの一部分を引っ張り上げると、周りの部分も一緒に上がってきますよね。子育ては全くこれと一緒で、子どもの長所を引っ張り上げると、他の部分も一緒についてくるように伸びていくのです。1つの成功体験が、他のどんな分野にも挑戦するパワーになるということです。

ですので、私は幼少期は特に、子どもが苦手だったり、好きじゃない部分はあまり気にせずに子どもの好きなことと得意なことをとことん伸ばすことをオススメしています。これを実践していると、途中で短所がやはり気になるということも出てくると思いますが、気にせずに長所を伸ばすスタンスを貫いて下さい。気付くと、気にしていた短所が目立たなくなってくるようになります。そして、短所の克服に注力するよりも、子どもの目の輝きが違ってきます。これは私の経験上絶対的です。

⑨子どもの意思を尊重して決めさせる

自分の意思を尊重してもらえるという経験も自己肯定感の向上に直結しています。日々の生活の中で子どもは色んな意思決定をするチャンスがあります。ですが意識しないとそれを無意識的に大人は奪ってしまうことがあります。例えば、お子様の洋服を買いにきた時に「どれがいい?」などと一緒に選んでいるようで結局は「これ可愛い!これにしようね!」と親が選んでしまう。これでは子どもは自分の意思を尊重してもらっていると感じることができず、自己肯定感の向上には繋がりません。ですから、日々子どもに決めさせてあげられるものは子どもを信じて子どもの意思を尊重して、そして

いいの選んだね!

とその決定に自信を持てる言葉をかけてあげましょう!

⑩『叱る』より『褒める』を多く

先ほど、『褒める』より『認める』が大切だとお話しさせて頂きました。ですが、もちろん褒めるも子育てにはとても大事な行為です。その時に大事にしたいのは、『叱る』より『褒める』を多くするということです。あらゆる子育ての調査でも、小さい頃から叱られて育ってきた子と、褒められて育ってきた子では、褒められて育ってきた子の方が、自己肯定感が高く育っているとの結果が出ています。では『褒める』を増やして『叱る』を減らすにはどうすれば良いでしょうか。

まず『褒める』を増やすには、親のこうあるべきと、他の子と比べる価値観を捨てて、子どもの小さな変化を褒める努力をしていくのが一番です。子どもを褒められない原因の多くは親の間違った価値観が生み出しています。決して子どもに褒めるところがないからという理由ではありません。その間違った価値観が、親のこうあるべき、つまり理想が高すぎて、そうじゃないところが全部マイナスに見えてしまうということと、どうしても他の子と比べてしまい、劣る部分が全てマイナスに見えてしまうということです。

その2つをキッパリと捨てましょう。そして新たに「子どもの小さな変化を一緒に喜んで褒める」という価値観と「比べるのは他の子ではなく、昨日の子ども自身」という価値観を持ちましょう。これにより、子どもの成長を純粋に見ることができます。これだけで、子どもの褒める部分は増えていきます。

ただし、褒める言葉はただ増やせば良いわけではありません。気をつけていきたいのは『子どものご機嫌を取るために褒める』『子どもをコントロールするために褒める』このような褒める行為を子どもは見抜いていますし、自己肯定感には繋がりませんので、小さな成長でもちゃんと子どもが成長している時、頑張れた時に褒めてあげることを大切にしましょう!

そして『叱る』を減らす方法は、大きく2つあると思っていて、1つ目は叱るのは『危険な行為』と『人に迷惑をかける行為』だけにすると決めてしまうことです。これ以外のことは叱ってはいけないというルールを自分に課しましょう。もちろん子育てをしているとイラッとすることはたくさんあります。怒りたくなることもたくさんあります。ですが、無駄に叱って良いことはほとんどありません。良いことと言えば、一瞬だけ、子どもが恐怖で、親がやらせたいことをやるようになって、親がスッキリするくらいですね。

ですので、叱るのは今の2つの場合だけと決めてできるだけ守っていきましょう。難しいと感じるかもしれませんが、私たち大人は日頃から子どもに色んなルールを守らせようとしているわけですから、大人もルールを守る努力をしていくことで、子どもの見本になれるではないかと私は思います。今まで叱っていたことは、子どもに普通に教えてあげるわかりやすく説明してあげるということに置き換えればOKです。

 

そして「それでもどうしても叱ることが減らない!」という方は2つ目としてこちらの子どもの叱り方に困ったらこれだけを意識すればOKの動画で、叱らないのではなく、叱り方のポイントを抑える!という方法を取ってみてください!それでも十分良い効果があります!

まとめ

以上が子どもの自己肯定感を高める10の方法でした。まずは1つ。良かったら意識して頂けたら嬉しいです!

最後にまとめを表示させてもらいます。皆さんが具体的に実践していただくためにご活用頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました!

子どもの自己肯定感を
高める10の方法

 

【そもそも自己肯定感ってなに?】
欠点や短所も含めて自分で自分のことを好きになれて、自分は大切にされていい価値のある人間だと思える心

【自己肯定感が高い人は?】

  • 何事もまずやってみよう!という行動力があったり
  • 物事を素直に受け入れられたり
  • 物事を肯定的に捉えられたり
  • 心が安定していたり
  • 自分にも他人にも優しくなれたり
  • ストレスにも強い

【自己肯定感を高めるための方法】

  1. 赤ちゃんは抱っこ・触る・笑顔・話しかける
  2. 3つのコミュニケーションで自己肯定感を育てる
    1)子どもの話を最後までちゃんと聞くこと
    2)親子で一緒に何かをすること
    3)子どもの言動を認める声かけをする
  3. 自然体験とお手伝いをたくさんさせる
  4. ため息に気をつける
  5. 子どもに無償の愛を伝える3つの言葉
    「パパもママもあなたが大好きだよ」
    「パパもママもいつでもあなたの味方だよ」
    「パパとママのところに生まれてきてくれてありがとう」
  6. 子どもの自己肯定感を下げる言葉を使わない
    「信じられない!」
    「何でこんなこともできないの?」
    「そんなことする子はうちの子じゃありません!」
  7. 抱きしめて無償の愛を伝える
    何かあったから抱きしめるのではなく、無条件に抱きしめてあげる
  8. 長所をとことん伸ばす
    1つの大きな自信が自己肯定感に繋がる
  9. 子どもの意思を尊重して決めさせる
    自分の意思を尊重してもらえるという経験が自己肯定感の向上に直結
  10. 『叱る』より『褒める』を多く
    ・褒めるを増やすためには子どもの小さな変化を見つける努力と他の子と比べないことが大事
    ・子どものご機嫌を取るため、子どもをコントロールするために褒めないように注意
家庭でできる子どもを伸ばす子育て情報

私のYoutubeチャンネルでは、子育てを頑張るお父さんお母さんや子どもの教育に関わる方向けに『子どもを成長させる子育て』にフォーカスを当てて、毎週6本の動画をUPしています。興味がある方は、以下のYou Tubeチャンネルをご覧ください!

家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
YouTubeチャンネル登録者は40,000人(2021年5月現在)。TwitterやInstagramなどのSNSでの発信にも力を入れています!
私の経験や知識を皆さんの家庭教育にお役立て頂き、より良い子育ての手助けができたら嬉しいです!
\ Follow me /