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【完全解説】勉強習慣の作り方と習慣化10のコツ

家庭教育アドバイザーのTERUです。いつもご覧頂きありがとうございます。今回は『子どもの勉強を習慣化する方法』について私の知識を総動員して解説していきたいと思います!

基本は幼児の内の学習〜小学校1年生の学習を中心に話していきますが、それ以降の年齢で、中々勉強が習慣化できないケースに関しても通ずる部分はあるかと思います。そしてこの動画は今0歳のお子様を子育てされている方にもぜひご覧頂きたい内容です。

日本はどんどん早期教育の熱が強くなっていて、勉強というものに対する考え方も非常に極端になっていっているように感じます。早期から何かをすることを間違っているとは言いませんが、方法や考え方を間違ってしまうと後から大変になってしまうケースも私は多く見てきました。ですのでこれからの予習のつもりでご覧頂けたらと思います!

前半では主に習慣化の基本となる方法と考え方について解説して、後半になるにつれて習慣化を助ける武器となるテクニックや方法をご紹介していきます!

今回の内容はすべて私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。 「文章を読むのが苦手」「動画のほうが頭に入る」という方は、ぜひこちらの動画からご覧ください!「【完全解説】勉強習慣の作り方と習慣化10のコツ

勉強の習慣化における考え方

まず具体的な話に入る前に、【勉強の習慣化における考え方】について先にお話ししていきたいと思います!具体的な方法も大事ですが、大枠の考え方をしっかりと持ってお子様の勉強習慣化と向き合うことが大事だと私は思っていますので、お付き合い下さい。

幼児であっても小1であっても、お子様の勉強と向き合うときに一番考えなくてはいけないのが『勉強嫌いにさせないこと』です。学習は小学校から計算して9年〜16年間は付き合っていく日々の取り組みです。そしてもっと言えば社会に出てからも学習というものは絶え間なく続いていきます。

それだけ長く付き合っていく『学習』というものが上手くいかなかったり、嫌いになってしまうと、子どもは長い間苦しんでしまう可能性もあります。もちろん勉強は楽しいことばかりではありません。いくら好きであっても、辛いと感じることはあります。ですが完全に嫌いになり、拒否反応のような状態になってしまうのは避けたいところです。

ですから、勉強の習慣化を考える時も、なるべく『勉強嫌いにならないような形で習慣化をしていく』ということが前提になってきます。これを考えないで習慣化だけにこだわって失敗してしまうケースを私は多かれ少なかれ見てきました。子どものモチベーションが上がるような関わり方は度外視して、やりたくないというモチベーションの中、半ば強制的に毎日勉強。一見習慣化しているように見えても、子どもはどんどん勉強が嫌いになっていく。そしてそれが小学校高学年や中学生以降に爆発して、全く勉強をしなくなる。このようなルートを辿らないように、今回は勉強の習慣化についてお話ししていきます!

 

今回ご紹介する方法は私の今までの経験で一番成功確率が高くオーソドックスな習慣化の形です。この方法が合わないという子もいると思いますが、なるべく多くの子に成果が出るよう一生懸命話していきます。

勉強の習慣化において強制的にやらせるのは良くない。とはいえ、『放っておいて子どもが自分で勉強をするようになること』は期待しない方が賢明です。興味を持って自分から勉強することはあるとは思いますが、習慣化というレベルまで自ら持っていくことは、ほぼほぼあり得ません。つまり最初は親が意識して習慣化のサポートをする必要があるということです。

学習習慣は、他の生活習慣と同じで、幼少期に身につければ、生涯に渡って子どもの生活を助けてくれます。習慣化とは、簡単にいうと「そんなに意識することなく、無理なくできるようになること」です。お風呂に入ったり、歯を磨いたりと好きでやっているわけではないけど、やらないと気持ち悪い。落ち着かない。そんな状態が習慣になっている状態であり、学習もそのような状態まで持っていってあげるサポートが大切です。

勉強の習慣化の基本

ではまず【勉強の習慣化の基本】について話していきます。それは『一緒に・短く・毎日』です。これに尽きます。簡単に説明すると、「親子で一緒に勉強をして、長くやらず短い時間で終わる。それを毎日欠かさず行う」ということです。これが幼児〜小学1年生の勉強習慣化の最大のポイントです。

勉強を行う一番オススメのタイミングは『朝』です。お仕事の関係などいろんな事情があると思いますから、朝じゃないとダメということはありませんが、朝が一番習慣化としては安定しやすいかなと思います。勉強の習慣づけを始めたばかりの頃は、朝起きたら「みんなでお勉強の時間だよ!」と促して、家族で3分〜5分だけ、机に向かってそれぞれ自分のやることに勤しみます

お子様はプリントや読書、親も自分の勉強とか、読書をしたりと自分の成長のための時間にしましょう。お子様がプリントなどでわからないところがあれば、その都度関わってあげます。そして5分経ったら「はい頑張ったね!」と言って終わりにします。

正直めちゃくちゃシンプルに言えば、習慣化の基本はこれだけです!後はこれを継続していくことで、朝にみんなで勉強をしないことが気持ち悪くなっていき、習慣になっていきます。ちなみにここまでのポイントとしては、「みんなでお勉強の時間だよ!」という言い方で促すことです。勉強は自分だけがやるのではなく「家族みんなが当たり前にやることなんだ!」という意識をお子様に持たせることが大切です。

習慣化の最大のポイントはこの『家族みんなで習慣にしていくこと』です。冷静に考えたら普通なことですが、歯磨きはみんなの習慣です。食事もみんなの習慣です。挨拶もお片付けもお風呂に入るものみんなの習慣です。みんなが習慣にしているから子どもも習慣にできるわけです。ですから、勉強をお子様に習慣化させたいと考えた時に、まず一番考えないといけないのは、親が勉強を習慣化することです。これに尽きます。

どうしても親の事情で難しければ朝じゃなくても良いです。夜の方が、家族全員が揃ってみんなで勉強が習慣化できるということであれば、夜で構いませんし、どうしてもみんな揃うことが難しければ、朝に必ずお父さんかお母さんどちらかがお子様と一緒に勉強する。というやり方でも最悪いいかもしれません。

これを聞いて「勉強習慣ってしんどいな」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、本来人間が何かを習慣化するということはそのくらいのレベルのことです。ましてやまだ自制する力が弱い子どもであれば、習慣化は並大抵のことではありません。学習習慣を親自身が自分に対して習慣づけようとしている時に、その真剣さが子どもに伝わり、子どもも集中してやろうとするのです。

習慣化のポイント

ではここまでが基本の形の話でした。ここからはさらに掘り下げて習慣化のポイントを解説していきたいと思います。

①そもそも習慣化はいつから始めると良いのか

これは結構よく頂く質問ですが、この回答は厳密にいうと0歳からだと私は思っています。もちろん0歳からプリント学習をやるとかそういったことではなく、0〜2・3歳くらいであれば、絵本の読み聞かせや自ら絵本を読む習慣が、のちの勉強の習慣に当たると思って下さい。絵本の読み聞かせは一言では言えないくらい、お子様への良い影響が詰まっていますが、勉強の習慣化という目線で考えると、読み聞かせは本に書いてある文字を親の力を借りて読むという行為です。

子どもがこれからしていく勉強の多くは、何かを読んで理解するところから始まります。それを考えると、読み聞かせや自ら絵本を読むことを毎日行っていくというのは、まさに何かを読んで理解するという勉強の基本を習慣化していくこととイコールになるというわけです。

そして3〜4歳くらいからは今度は『机に向かう』という実際の勉強に近い形の習慣づけを開始していくのが良いのかなと思います。

②幼児はプリントではなく『机に向かって何かに取り組む時間』でOK

1つ目の続きになりますが、3・4歳くらいからは『机に向かうという習慣』をつけていきたい時期です。私は基本は幼児期はそこまでガツガツ勉強させる必要はないと思っています。プリント学習で毎日アップアップしているよりも、遊びなどもしっかりとできるようにバランスをとっていくことが、お子様の成長の形としてはベストです。ですが幼児の内に勉強の習慣が身についているということは後々の大きな力になると思っています。

そのためにはまずは机に向かう習慣だけでOKと考えて習慣作りを始めることをオススメします。勉強と考えると、プリントで文字の練習をしたり、簡単な足し算をやったりとそういったものを思い浮かべると思いますが、最初は例えば、絵本を読むとか迷路をする、とか間違い探しをするとか、お絵かき塗り絵とか、点描写線描きプリントなど、比較的楽しく取り組めるものを朝の5分だけやる。それでOKです。大事なのは毎日なるべく決まったタイミングで、3分〜5分だけ机に向かうという習慣をつけることです。そのためにはやることのハードルはできるだけ低い方がいいです。

これは心理学の研究でもよく言われることですが、人が何かを習慣化しようと思った時、はじめに気をつけないといけないことが、

  1. 努力が必要だと感じないこと
  2. 困難を感じないこと
  3. 疲れを感じないこと

この3つだと言われます。このどれか1つでも感じてしまうと、習慣にすることを億劫に感じてやりたくなくなってしまうわけです。ですから、最初は5分で始めるということもそうですし、やることのハードルが低く、努力・困難・疲れを感じないレベルのものに取り組むということが大事です。

ただし、床に寝そべってただ積み木で遊ぶとか、知育おもちゃで遊ぶとか、そういったことでは机に向かう習慣にはなりませんし、遊びと変わりませんので『机に向かって静かにできるもの』という観点で選ぶといいですね!もちろん毎日同じものをやる必要はありませんので、複数の選択肢の中から、今日はこれ、今日はこれ。と変えていくのはOKです!ちなみにこの机というのは別に勉強机じゃなくてももちろん大丈夫です!リビングのテーブルでみんなで椅子に座ってやるでも良いですし、こたつに集まってみんなでやるでもOKです!できれば、今後お子様が自宅学習をしていくであろう場所を使えると良いですね!

③勉強時間の延ばし方

ではここまで3分〜5分の勉強から始めると言いましたが、じゃあずっと3分から5分でいいのか。そういうわけではありませんよね。子どもが学力を伸ばしていくためには徐々に勉強量を多くしていく必要はあります。今回のテーマは勉強習慣の作り方なので、5分でも勉強習慣になればテーマとしてはOKなのですが、もっと実践的な内容にしたいので、ちょっと踏み込んで時間の延ばし方を解説していきます。まずそもそもこの5分勉強はどのくらい続けば、習慣として定着したと考えていいのでしょうか。一般的に習慣の定着は、そのものの難易度などにもよりますが、40日〜50日くらい継続できれば習慣として身についている状態だと言われます。

ただし子どもの場合はさらに時間がかかることが予測されるので、最低でも3ヶ月は5分勉強を継続していくのがいいのではないかと私は考えています。そしてまだ3・4歳の内からの習慣づけであれば、1年くらいは5分勉強を基本にしても大げさではありません。

そしてその5分勉強を基本としている期間でも、お子様が「もうちょっとやりたい!」と言い出す日が出てくると思います。そういう日はやりすぎにならない程度に時間は延ばしてもOKです。あくまで基本は5分。ちょっとやりたいと感じた時はあと5分くらい、すごくモチベーションが高くなっている時は10分くらいは延長OKかなと思います。ですが、そんな日があったとしても、次の日はまた基本の5分に戻していきましょう!

そうやって5分勉強を毎日行っていき、朝の勉強の時間が家族で当たり前になったら、これで勉強習慣という軸が出来上がります

その次はこの時間を増やしていくという方法もあるのですが、私はここからタスク勉強に切り替えていくことをオススメしています。つまり「◯分勉強しようね」ということではなく「◯ページ終わらせようね」という勉強に切り替えていくということです。

時間勉強を続けてしまうことの弊害は、長くなれば長くなるほど、ただダラダラと机に向かっているだけになる恐れがあるということです。それでは時間だけ無駄に浪費して学力は一向についていきません。ですから私はタスク勉強を推奨します。

ですが、タスク勉強に切り替えてからも、最初は5分〜10分で終わるタスク量にコントロールしてあげましょう。タスク勉強になったから勉強時間が増えたと感じるといきなりハードルが上がりすぎて勉強が億劫になってしまう可能性があります。そしてタスク量を親がコントロールするとはいえ、このタスク勉強に切り替えてから重要なのは、何をするかは子どもが決めるということです。人は、自分で決めたことにはモチベーション高く取り組むことができて、やらされていることにはモチベーションが上がらないものです。

ですから、「今日はどれをやる?」ということを子どもに選ばせながら、何ページやるかも親が一方的に決めるのではなく子どもと話しながら決めましょう。子どもに選ばせることで、勉強の配分が偏るのは全く問題ありません。好きなことへ時間をどんどん使って、得意や好きをどんどん伸ばすことが最初のうちは大事です。
後は、お子様の様子をみながら、年齢に応じて徐々にタスクの量を増やしてあげて下さい。この増やし方は、色んな条件によるので、何歳でどのくらいの量というのは言えないのですが、大まかな基準としてはお子様が毎回勉強に疲弊しないくらいの量で行うことかなと思います。

幼児の内は、タスク勉強に切り替えたといっても、長くても30分くらいで終わる量の勉強を習慣化していけばいいと思いますし、小学生以降に関してはタスク勉強に燃えてガンガンやれる子は、お子様の様子に合わせてタスクの量をお子様と決めていき、なかなかモチベーションが上がらない子は、かなり少なくして毎回「もう終わり?」と思う量で小さな達成感を味わっていくことで、結果できる量が後から増えていきます。ここは皆さんがお子様の様子をちゃんと観察していきながら考えていってほしいと思います!

このタスク勉強の時間を増やしていく時に、強い武器になるのがストップウォッチです。今日のタスクや取り組む順番をお子様と一緒に決めたら、「お母さんは〇〇ちゃんならこの量は○分くらいでできると思うんだけど、〇〇ちゃんは何分を目標にする?」と聞き、お子様に目標時間を決めてもらいましょう!

自分で目標時間を決めることでタスク勉強をダラダラやらずに、早くこなしていく意識が生まれます。そしてお気づきかもしれませんが、お子様に時間を決めさせるとはいえ、親がある程度の時間を指定しておくのがポイントです。「お母さんは〇〇ちゃんならこの量は○分くらいでできると思うんだけど」と最初に基準となる時間を伝えれば、ありえないようなしっちゃかめっちゃかな時間は言わないと思います。ちょっとしたテクニックですが、使ってみて下さい!

④外部からの宿題の量に縛られない

ここまで勉強を習慣化するために短い時間で行うことや、タスク勉強に切り替えながらも、少ない量を意識することをお伝えしてきましたが、それを邪魔する最強の宿敵は、学校の宿題や幼児教室、通信教材などの宿題です。ご家庭によってどんな習い事をしていて、どんな教室に通っているかだったり、通っている学校やあるいは幼稚園などにもよるので一概にはいえませんが、幼児期から学習に熱心になるご家庭であればあるほど、ご自宅でこなさなくてはいけない宿題が増えていきます。そしてそれをこなすことに縛られすぎて、自宅学習がアップアップしてしまうご家庭がかなり多いです。

これは断言しますが、幼児期や小学校低学年において重要なのは、学習の量ではなく、勉強習慣と勉強が楽しいと思えていることです。ですから、お子様が今まさに5分勉強などを通じて、勉強習慣を作ろうとしている時はこの外部からの宿題などのタスク量は無視して頂いて構いません。少なくとも私が関わらせていただいてきたご家庭にはそうお伝えさせて頂いています。

学校や幼児教室などもそうですが、子ども1人1人に適した学習量を把握して個別最適に宿題を出すことなんてできません。学校や幼稚園からのちょっとした宿題だけであれば、多くの子が難なくこなせる量だとは思いますが、そこに幼児教室の宿題や他の習い事や塾などの宿題が入ってきたらどう考えてもキャパオーバーです。

どのお教室もその子が他でどれだけの量をこなしていて、それにどのくらいアップアップしているのかに合わせて教材を用意はできませんから、ご家庭でコントロールしてあげる必要が絶対的にあります。ですから特に習慣化をまさにしている時期は、自宅学習でやるべきことを全部やろうとしなくてOKです。それができないと子どもが遅れるなんてことはありません。それよりも習慣化をしていく大事な時期に、宿題が多すぎて勉強が嫌になったり、習慣化にもならない方が後々大変になっていきます。この決断は中々できないというご家庭もあるかもしれません。ですが本当に大事なので、少し考えてあげてほしいと思います!

⑤毎日が難しい時は曜日を固定して週4日以上

ここまで、勉強の習慣化は家族で毎日行うことを強く推奨してきました。ですが、ご両親とも本当に多忙でどうしても難しいというご家庭もあると思います。そのような場合は、週4日以上で曜日固定で習慣化をしていきましょう。

習慣化は毎日継続することが理想です。ですが、それがどうしても難しければ4日以上であれば習慣化に繋がりやすいと近年の研究では言われますので、何とか4日は時間を確保してあげて下さい!そして週4日、できる時に行うではなく、曜日と時間は固定していきましょう。習慣とは「そんなに意識することなく、無理なくできるようになること」だとお伝えさせて頂きましたが、今日やるのかやらないのかがわからない状況では、やるかどうかに意思決定が生じます。その時点で意識や意思力を使わなくてはいけませんので、習慣作りにはだいぶ不利になります。お子様の勉強を習慣化したいと考えるのであれば、大人も最低週4日以上固定時間を取る努力をしていきましょう!

⑥例外を事前に作っておく

これは子どもの習慣作りだけではなく、大人が習慣を作る際にもよく言われることです。毎日やる!というのをミッションとしていても、どうしてもできないときがあります。

ここまで毎日頑張ってきたのに、1日やらない日ができるとそこからガラッと崩れてしまい、やらなくなってしまったというご経験がある方もいるのではないでしょうか。それを回避するテクニックが、例外を事前に作っておくことです。

例えば、家族で旅行に行く時はやらなくても良い。とか、習い事のサッカーの試合の朝はやらなくていいというように、これから習慣化を妨げる可能性があるシチュエーションを考えて、その時にどうするのかを家族で決めておきます。そうすることで、その状況がきたら迷わず選択ができ、そして習慣づくりが疎かになってしまったという感覚にもならず、また次の日から頑張ることができます。

例外の作り方は、今のように「〇〇の場合はやらない」という内容でも良いのですが、一番良いのは「〇〇の場合は少しだけやる」もしくは「〇〇の場合は夜にやる」などというルールのが良いです。つまり、「旅行に行く際はテキストを1ページだけやる」というように、完全にやらないのではなく、少しだけやるというルールや、「サッカーの試合の日は夜に5分だけやる」というようにいつもと違う時間にやるというルールを作るということです。ぜひそのような例外を事前に作っておき、継続しやすい環境を作っていきましょう!

⑦勉強のハードルを下げる種まきをする

ここまで習慣化のポイントをお伝えしてきましたが、もう1つ考えなくてはいけないのが、そもそも勉強に取り組むこと自体のハードルを下げておく必要があるということです。特に幼児の子であれば、習慣化以前に、勉強する時にストレスになる要素があります。

その代表が鉛筆を上手く持てないということです。「そんなこと?」と思うかもしれませんが、これはかなり大事です。子どもが何かを嫌になる理由として、頭ではわかっていてやりたいけど、上手くできない。という状況です。運筆はまさにそうで、線を上手く引きたいけど、上手く引けない。早く書きたいけど、スムーズに書けない。そんなジレンマからちょっとずつ勉強の時間が嫌になっていってしまったりします。

そのためには、2歳くらいから鉛筆を持つための種まきを始めましょう!その種まきとは握力を鍛えておくということです。握力が弱いと、鉛筆を上手く握ることができず、結果上手く鉛筆をコントロールできないわけです。ですから握力は勉強にストレスを感じないためにはとても大事なんです。

具体的な方法としては

  1. 新聞紙や紙をぐちゃぐちゃに丸める
  2. 粘土遊び
  3. 紙飛行機飛ばし

などがオススメです!特に紙飛行機飛ばしはそのまま鉛筆を握る指の使い方に繋がりますので、ぜひ沢山遊んでいきたいですね!後は、もう1つ種まきと言えば、やはり絵本ですね。読み聞かせもそうですし、徐々に自分で読めるように絵本と親しんでいくことで、文字を読むハードルが下がり、勉強のハードルも下げてくれます。これらの種まきは勉強の習慣化においてとても重要な役割を果たしてくれます!

⑧学習環境を整える

学習環境を整えるのも習慣化には大事になっていきます。1つ目は勉強している時間に集中を阻害する要素を取り除いておくということです。例えばテレビやラジオなどは消しておいたり、気になるおもちゃなどは片付けておく。など気になる要素を減らすことも習慣化のために勉強時間を上手く使う助けになります。

2つ目としては準備のハードルを下げるということです。特に朝に勉強時間を固定しているなら、勉強に必要なものを準備するのに手間取っていては勉強を始めるのが億劫になってしまいます。そうならないために、朝の勉強に必要なものはすぐに準備できるように、勉強場所の近くに固定して置き場所を作っておきましょう。何も考えなくてもそこから道具やテキストを出せばすぐに始められる!というようなハードルの低さが、習慣継続の鍵です。

⑨幼児期から勉強する理由をちゃんと伝えていく

これはかなり精神論です。ですが大事です。勉強を習慣化したり、そのハードルが下がる工夫をするのも大事なのですが、根本は勉強する意義を子どもがわかっているかどうかだったりします。勉強する意義や目的が明確にある子は自分の目標に向かって必要な勉強を続けることができます。ですが、それがまだ難しい幼児や低学年の子には、日々勉強する理由を伝えていってあげてほしいと思います。

言葉は親御様が思う言葉で良いのですが、私は「人は勉強することで可能性が広がるんだよ」という言葉を大切にしています。まだこの表現が難しければ、「お勉強をするとたくさんパワーが入るんだよ」とか「お勉強をするとできることがたくさん増えて楽しいんだよ」という言い方でも良いかもしれませんね!ただ漠然と勉強時間を習慣にするだけではなく、そこに一生の価値観を作るような勉強の意義を小さい頃から伝えていくことで、大きくなってからも勉強を頑張ることができるマインドを育てることにつながっていくのです。ぜひ積極的に伝えていきましょう!

⑩子どものモチベーションを高める工夫をしていく

最後は習慣化を進めていく中で、どれだけお子様のモチベーションを上げる工夫ができるかということに関してです。正直ここまでの9項目だけでも習慣化としては大きな助けになるとは思うのですが、やはりそこに日々の接し方声かけの仕方仕組み作りでお子様のやる気を高めていく工夫は必要だと思います。

それをここから話していくととんでもなく長い内容になってしまいますので、そこに関してはこちらの『子どものやる気を引き出す9つの原則』の動画に多くヒントがあると思いますので、参考になさって頂けたらと思います。ただ、この動画は今すでにやる気が無い子に対してどのように対応するかを大前提に話しているのでその点はご了承下さい!特に習慣化と相性の良い工夫は、『継続の見える化』だと思っています。

見える化とは、何日間連続で勉強できているかをカレンダーにチェックしていったりすることですが、そういったやる気につながる工夫も考えていってあげましょう!

そして最後に最も重要なのは、その朝の5分の時間を家族で楽しく行うことです。その時間が楽しければお子様は喜んで、朝から取り組んでくれると思います。楽しくなる工夫は大きく2つです。

1つ目は笑顔でお子様と接することです。幼児期は特に親が笑顔で楽しそうに接してくれると、その時間が好きになってくれるものです!2つ目は細かいことは気にしないことです。お子様が多少の書き間違いをしたり、効率の悪い進め方をしていても気にしないで下さい。細かいことにグチグチいってしまえばしまうほど、勉強の習慣化からは離れていきます。間違ってもいいです。効率が悪くてもいいです!どんな方法でも取り組んだことを大いに認めてあげてその時間を終えましょう

以上が私の頭の中にある、勉強習慣化の方法とコツです。小学生以降子どもが勉強しないことに悩まれる方は多いと思います。そうなったからといって遅いわけではありません。ですが幼児期から無理のない勉強習慣を作っておくことで、後の勉強の大きな助けとなったりしますので、ぜひ焦らずできることから始めていってあげて下さい!

最後にまとめを表示させてもらいます。皆さんが具体的に実践していただくためにご活用頂けると嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました!

まとめ

勉強習慣の作り方と
習慣化10のコツ

 

【勉強の習慣化における考え方】
勉強嫌いにならないような形で習慣化をしていく

【勉強の習慣化の基本】
『一緒に・短く・毎日』
→「親子で一緒に勉強をして、長くやらず短い時間で終わる。それを毎日欠かさず行う」
・最初は朝に3分〜5分、家族で机に向かうがベスト

【習慣化のポイント】

  1. そもそも習慣化はいつから始めると良いのか
    ・0歳からの絵本が習慣化の始まり
    ・3〜4歳くらいからは今度は『机に向かう』という実際の勉強に近い形の習慣づけを開始
  2. 幼児はプリントではなく『机に向かって何かに取り組む時間』でもOK
  3. 勉強時間の延ばし方
    ・5分学習が3ヶ月くらい継続できたら、タスク勉強に切り替える
    ・タスク勉強の量を徐々に増やしていく→ストップウォッチを活用
  4. 外部からの宿題の量に縛られない
  5. 毎日が難しい時は曜日を固定して週4日以上
  6. 例外を事前に作っておく
    ・「〇〇の場合は少しだけやる」「〇〇の場合は夜にやる」など
  7. 勉強のハードルを下げる種まきをする
    ・握力を鍛える遊びや絵本読み
  8. 学習環境を整える
    ・勉強している時間に集中を阻害する要素を取り除いておく
    ・準備のハードルを下げる
  9. 幼児期から勉強する理由をちゃんと伝えていく
    「人は勉強することで可能性が広がるんだよ」
  10. 子どものモチベーションを高める工夫をしていく
    ・習慣化と相性の良い工夫は、『継続の見える化』
    ・笑顔で接して、細かいことは気にしないことも大事
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家庭教育アドバイザー/幼児教育講師
TERU
教育者として、これまで1000人以上の子どもたちと親御様と関わらせて頂きました。その経験を元に、子育て・知育・幼児教育ノウハウを子育てを頑張る皆様へお届けします!主に0歳〜12歳が専門です。
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